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市民と一体となったロゴマーク | 宇都宮市愉快ロゴ

愉快な気持ちが伝わるロゴマーク | 宇都宮市愉快ロゴ

(画像引用元:宇都宮市

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、宇都宮市に行けば、一度は目にする「◯◯◯愉快だ宇都宮」シリーズのロゴマークについて取り上げます!

1.「◯◯◯愉快だ宇都宮」シリーズロゴとは?

さまざまなデザインや文言が見られる「◯◯◯愉快だ宇都宮」シリーズロゴ。元々は宇都宮市のPRのために作られたロゴマークで、はじめは「住めば愉快だ宇都宮」ロゴマークのみでした。

愉快な気持ちが伝わるロゴマーク | 宇都宮市愉快ロゴ
(画像引用元:宇都宮市

しかし、宇都宮の魅力を「住めば愉快だ」という一つの言葉だけでは表現することはできません。名産や素晴らしい風景、趣味を楽しめる空間や気の合う仲間と集える場所など、さまざまな魅力があってこその宇都宮です。

そんな宇都宮の良い所を丸に当てはめて、これまで以上に宇都宮の魅力を全国にアピールしようと始まったのが、「愉快ロゴ連携プロジェクト」です。

このプロジェクトのポイントは、丸以外の部分のデザインを変えずに、丸の部分を自由に埋めて、オリジナルのロゴマークを作ることができるという点です。

使用基準を満たしていれば、作成したロゴマークはホームページやパンフレットなどにも使うことができます。

こうして「愉快ロゴ連携プロジェクト」で作られたロゴマークは、5年間で500種類以上!(2015年7月時点)

愉快な気持ちが伝わるロゴマーク | 宇都宮市愉快ロゴ
(画像引用元:宇都宮市

「餃子で愉快だ」「黄鮒(きぶな)が愉快だ」など、宇都宮の特色や名産を入れているものもあれば、「飲めば愉快だ」「走れば愉快だ」「会話で愉快だ」など、宇都宮のコミュニティで感じられる魅力を語るロゴマークなど、さまざまなものが登場しています。

ロゴマークを地域活性PRツールとして利用する地方自治法は珍しくありませんが、このように、市民参加型のロゴマークを作ったり、ひとつのデザインをヨコ展開して、PRを行うところは、それほど少なくはありません。

地域活性は、公共団体や企業だけの力ではなしえません。「愉快ロゴ連携プロジェクト」のように、市民を巻き込んだイベントが、今後求められるのかもしれません。

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