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不動産業界のロゴマーク事例とその特徴は?

不動産業界の男性と家の模型

1.はじめに

一般の方には、なかなかその違いがわかりにくい不動産の世界。だからこそ、ブランディングが重要視される業界でもあります。これは、昔から地域に根付いている企業も、全国規模で不動産業を展開している企業も同じこと。
というのも、新しい土地からいらっしゃるお客様の中には、不動産業者を軸に物件を探す方よりも、いい物件を探すために複数の不動産業者を回る方も少なくないため。
御存知の通り、物件の中には複数の不動産業者(仲介業者)が案内している物件もあります。そんななかで、お客様に安心感を持ってもらい、「この不動産業者なら安心できる」と思ってもらうことが、契約獲得の決め手になることも。
そんなときに役立つのがロゴマークです。

ロゴマークは視覚的にお客様の印象に残りやすいもの。「会社の名前は覚えていないけれど、○○の形をしたロゴマークのところで、いい物件を見かけた」と認識してもらえれば、土地勘のないお客様にも来店してもらいやすくなります。
そこで今回は、不動産業界のロゴマーク事情についてリサーチしました。

Point:新しい土地からやってきたお客様の心をつかむためにも、ロゴマーク選びは大切

2.不動産業界のロゴマークに求められること

前述のとおり、不動産業者に求められるのは、安心感と信頼感です。
お客様にとって、物件選びは将来を決めるようなもの。価格は手頃か、立地はいいか、など、重要視するポイントは人によってさまざまですが、今後安心して暮らしていける場所を見つけたい、という思いは、お客様の誰しもが持っているものです。
だからこそ、安心して任せられる会社、信頼できそうな会社に仲介を依頼したいと思うのは、とても自然なことです。
同じ物件を複数の会社が紹介している場合ならなおのこと。より安心して任せられそうな不動産業者の方にお願いしようと考えるのではないでしょうか。

また、高級路線や親しみやすさ、ペット可物件に強いなど、何か特色を持っている場合は、ぜひロゴマークにその点を織り交ぜてみては。
ひと目で会社の特色がわかりやすいため、他社との差別化を図りやすくなり、その特色を求めているお客様が来店しやすくなります。
こうした点を織り込みながら、ぜひ素敵なロゴマークを作ってみてください。

Point:不動産業者のロゴマークは安心感と信頼感が大切。特色がある場合はロゴマークに織り込んで

3.見てみよう!有名企業例

それでは実際に使用されている、有名不動産業者のロゴマーク例を見てみましょう。
まずご紹介するのは、三井住友トラスト不動産のロゴマークです。

mituisumitomo_logo
(画像引用元:http://smtrc.jp//)

このシンボルマークは、三井住友トラスト不動産だけでなく、三井住友トラスト・グループ全体のシンボルマークとして使われています。
花のように見える部分は、未来の開花をテーマにデザインされています。
また多彩な色が使われているのにも理由があり、それぞれの色に信義誠実や信頼創造といった意味が込められています。
色にはそれぞれ意味があり、緑は「信頼」「安心」を、青は「知性」「繁栄」、オレンジは「好奇心」「親しみ」といった意味を持っていますので、参考にしてみては。

またコーポレートカラーは、親しみやすさと未来をイメージさせるフューチャーブルーに設定されています。
安心感と信頼感を大切にしていることが伺えるロゴマークの良い例ではないでしょうか。

ちなみにロゴマーケットでは、業界ごとにロゴマークを販売していますが、「安心」「信頼」といったキーワードとともに、「成功」などの意味を持たせたものが多い傾向にあります。
お客様への安心や信頼だけでなく、企業の思いを乗せることも大切だと言えそうです。
ほかにも高級感や明るさ、ビルや家など、住まいの形をかたどったものも多く販売されています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

関連ページ:「不動産」のロゴマーク一覧(ロゴマークラボ)

Point:「安心」「信頼」はもちろん、企業が抱く思いをロゴマークに乗せてみよう

4.まとめ

■お客様に覚えてもらうためのツールとして、ロゴマークは大切な役割を果たす
■お客様に「信頼」や「安心感」を持ってもらうようなロゴマークがオススメ
■色をうまく使いながら、企業の思いなども合わせてロゴマークに乗せてみよう

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