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ロゴ作成マニュアル

ロゴ作成の方法

コンペ型でロゴを作成する場合

ロゴ作成方法の一つとして、この5年ほどで増え、よく利用されるようになったコンペ型のクラウドソーシングによるロゴ作成方法。 クラウドソーシングとはネットを使って不特定多数の人々に業務を外注するサービスの事を言います。クラウドソーシングでロゴを作成する場合、コンペ(競争入札)サイトを使ってロゴのデザインを募り、その中から一つを採用します。クラウドソーシングによるロゴ作成の魅力は多くのデザイナーが参加するため、多彩なデザインやアイデアからロゴを選べることですが、誰でも参加できるため趣味程度の方が混じっている可能性がある点には気をつけたいところです。現在はロゴ以外にも、キャラクターデザイン、キャッチコピーの分野で特に活用が広がっています。ここでは、クラウドソーシングによるロゴの購入の流れをご紹介します。

STEP1 ロゴのコンセプトなどを指定

まずコンペ型でロゴ案を募る際には、ロゴに必要な文字、イメージ、カラーと共に、事業又は商品・サービス内容や目指す目標、生み出す価値・社会に提供できること、ターゲット等の情報をしっかりと伝えましょう。ロゴが世の中に向けて何をアピールすべきなのかをハッキリさせる事で、デザイナーが的確な提案を考えやすくなるため、提案の数も増えやすくなります。 また、デザインするロゴの概要はしっかりと伝えつつ、ロゴの造形については、あまり具体的に指定しすぎないようにすることも大事です。デザイナーの創造性を狭めてしまい、意外な素晴らしい提案の可能性を減らしてしまうことになります。

STEP2 料金の仮払い

依頼金額を仮払いします。仮払いとは、発注の段階でクライアントが仮支払いをし、希望にあったロゴデザインが提案され、クライアントがそのデザインを採用した際に支払われる仕組みを言います。 この仕組みにより、最後にデザインを選ぶまで料金が支払われることはありませんし、デザイナーにとっては支払いの保証となります。

STEP3 たくさんの提案が集まる

数日ほどで多くの提案があつまります。曜日によっては稼働できないデザイナーもいるはずなので、全ての曜日を網羅するよう7日間以上としたほうがよいでしょう。おおよそ3万円程のコンペを開催すると20~30の提案が届く事が多いです。応募を締めきったら、集まったロゴデザインの中からもっとも使用したいものを選択することができます。この時点で提案者のデザイナーの過去の実績などを確認し、デザイナーのレベルを判断して依頼する目安にしましょう。

STEP4 修正・微調整

イメージが少し違うなと思ったら、デザイナーに修正依頼を出すこともできます。これによりよりイメージにあうものに近づけることができます。 修正依頼は当選候補者のみに行います。当選候補でないデザインに対し修正依頼をすると、そのデザイナーに大きな作業負担を強いてしまいます。 選候補が複数名おり、修正依頼後に決定したいような場合は、対象のデザイナーに「複数名の当選候補がいて、修正後の提案で決定したい」ということを伝えておいた方が良いでしょう。

STEP5 納品

こちらは他のロゴ作成型式と同様になります。最終的に納得できるロゴデザインが仕上がった後、納品となります。ロゴの画像データは、JPG・PNG・GIFなどファイル形式がありますが、何に活用するかによって適切なファイル形式が変わってきますので用途をデザイナーさんに伝えることで適したファイルを頂けるでしょう。 加工ができる元ファイルをAi(イラストレーター)ファイル、EPSファイルと呼びます。こちらは一緒に納品してくれる制作会社、そうでない制作会社とありますので依頼時に確認しましょう。 元データがあることで印刷業者や他のデザイナーでもロゴを加工できますので、依頼主にとってはもちろんAiファイルやEPSファイルがもらえた方がありがたいです(が、制作会社やデザイナーさんにとってはこのファイルが飯の種なので納品しないことも多いようです)。

以上が、クラウドソーシング、いわゆるコンペ型でロゴを作成する場合の一般的な流れになります。イメージはできましたでしょうか。 WEBサイト上でのやりとりが中心となる、新しいロゴ作成の仕組みです。低予算でたくさんの提案を見てみたい場合に利用しやすい有効な方法となりますので、活用してみてはいかがでしょうか。

ロゴ作成Q&A

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