そのロゴマークを使用する事業者
そのロゴマークに接する需要者
を守るために国が作った制度です。
例えば、スターバックス®のロゴマーク。今では誰もが知っています。
このロゴマークに類似したロゴマークを他の事業者が利用したらどうなるでしょう。
スターバックス®社は、自ら努力して作り上げてきたブランドを損なう恐れが出てきます。また利用する消費者も、スターバックス®のロゴマークを信用してお店を利用したのに違う事業者が運営するお店だとすると本物のスターバックス®と区別がつかなくなることは言うまでもないでしょう。
これでは、ロゴマークを使用する事業者も、接する需要者も混乱します。
このようなことにならないよう、誰がどの商標を使用することができるのか、事前に申請・認証することで、混乱を予防し、事業者の利益と消費者の利益を守る、これが商標制度です。