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【2025年最新版】おすすめロゴ作成アプリ比較&選び方

ロゴ作成アプリは便利ですが、選び方を間違えると「商用利用が不安」「名刺に印刷したらボケた」「日本語が変」「似たロゴだらけ」になりがちです。無料・有料やテンプレ、素材、フォントの違いで迷いやすい点が整理されています。 

そこでこの記事では、IllustratorもCanvaも初めての方に向けて、2025年のロゴ作成アプリを「用途別に」比較し、失敗しない選び方と作り方まで、ひとつの記事で分かるようにまとめます

Contents

先に結論:初心者が選びやすいおすすめアプリはこの5つです

ロゴ作成ツールはたくさんありますが、初心者が迷わず始めるなら、まずは次の5つから用途で選ぶのが安全です。

  • とにかく簡単に形にしたい:Canva(テンプレで作りやすい) 
  • Adobe系の安心感で作りたい:Adobe Express(無料でも使える、プラン比較が明確) 
  • AIに質問で案を出させたい:Wix Logo Maker(PNG/SVG、プランで形式が変わる) 
  • 完全無料でとりあえず欲しい:Shopify ロゴメーカー(完全無料と明記) 
  • まずAIでロゴ案を量産したい:DesignEvo(無料は解像度制限、買い切りプランが分かりやすい) 

ここでのポイントは「どれが最強か」ではなく、「あなたの用途(SNSだけ/印刷もする/商標を考える)で最適が変わる」ということです。

ロゴ作成アプリは4タイプあります(タイプで向き不向きが決まります)

初心者が迷う原因は、全部ひとくくりで比べてしまうことです。
ロゴ作成は、だいたい次の4タイプに分かれます。

テンプレ編集タイプ

テンプレに文字や色を当てはめて作る方式です。CanvaやAdobe Expressのように、素材とテンプレが多く、ドラッグ操作で進められます。 メリットは早いこと。デメリットは「似た雰囲気になりやすい」ことです。

質問回答(AI提案)タイプ

業種・好みなどの質問に答えると、AIが複数案を生成し、そこから調整します。Wix Logo Makerはこの代表です。 メリットは方向性がすぐ出ること。デメリットは高解像度やSVGなどが有料になりやすい点です。 

生成AI(テキスト入力)タイプ

「こんな雰囲気で」と文章で指示してロゴ案を作るタイプです。近年はMidjourneyやDALL-Eなどの画像生成AIでアイデア出しが一般化した、という整理もあります。 メリットは発想が広がること。デメリットは、文字の正確さや権利・商標の扱いに注意が必要なことです。

スマホ特化アプリタイプ

スマホだけで作れる軽量アプリ群です。他の記事では複数のスマホアプリが列挙され、日本語フォント対応などの比較軸も示されています。 メリットは手軽さ。デメリットはデータ形式や解像度が弱いことが多く、印刷用途に不向きになりがちです。

失敗しない選び方:初心者はこの7項目だけ見てください

アプリ比較で見るべきポイントは多いですが、初心者は7つに絞ると迷いません。「対応サイズ・ファイル形式」「プラン・料金」「日本語対応」などが選定軸として挙げられています。 

1)商用利用がOKか(ここが最重要)

ロゴはお金が絡む場所(名刺、HP、商品)に使うので、商用利用の可否が最優先です。
例としてWixは、商用利用権を含む高解像度ファイルのダウンロードにはプレミアムプラン購入が必要、と明記しています。 Shopifyロゴメーカーは「完全無料、完全カスタマイズ可能」と説明しています。 

2)ファイル形式(PNGとSVG)が出せる

初心者向けに結論だけ言うと、SNSだけならPNGで十分、印刷や看板まで考えるならSVGが強いです。WixはPNGとSVG形式を提供しているとサポートページで説明しています。 

3)背景透過透明PNG)が作れる

ロゴは背景が透明だと、名刺・Web・SNSで使い回しが楽になります。Wixはプランにより透過PNGが含まれる旨を説明しています。 

4)日本語フォント・日本語UIが強いか

会社名が日本語の場合、ここで失敗すると一気に素人っぽくなります。日本語フォントありのアプリにすることが挙げられます。 

5)無料でできる範囲(出力できるか)

無料でも「作れる」けれど「保存・高解像度DLができない」パターンが多いです。たとえばDesignEvoは無料プランだと高解像度ファイルが300pxまで、という制限が説明されています。 

6)テンプレが豊富か、編集が簡単か

テンプレ・素材・フォントの差が大きい点がポイントです。 
初心者は「細かく作れる」より「迷わず進める」方が完成します。

7)将来の運用(名刺・Web・SNS)まで想定できるか

ロゴは作って終わりではなく、使い続けるものです。
後で困らないために「横長ロゴ」「正方形アイコン」「白黒版」を作れるアプリが便利です。

【比較表】2025年版 ロゴ作成アプリ10選(初心者向け)

細かい機能比較で迷う前に、用途に直結する情報に絞っています。価格や条件は変わることがあるので、最終確認は公式の料金ページや利用条件を見ましょう。

アプリ/サービス向いている人無料の使い心地SVG日本語商用利用の考え方(要確認)
Canvaテンプレでさくっと作りたい無料でも作成は可能 プラン次第強い傾向条件は利用規約の範囲で(商用可の整理あり) 
Adobe Expressシンプル操作で安心して作りたい無料プランあり 基本は画像中心日本語UI無料/プレミアムで差 
Wix Logo Maker質問に答えてAI案が欲しい生成・編集は無料 あり(プラン次第) 日本語UIあり 高解像度/商用権は購入が必要 
Shopify ロゴメーカー完全無料でまず欲しい完全無料と明記 不明(要確認)日本語ページあり完全無料と説明 
DesignEvoロゴ特化でテンプレ+AI寄り無料あり(解像度制限) プラン次第日本語対応○ 商用利用可の整理あり 
LogoMakrシンプルに作りたい無料作成可の整理 有料でSVGのことが多い 〇の整理 条件あり得るため要確認 
LOGO.comロゴ+ブランド素材も欲しい無料DL可の整理 プラン次第 〇の整理 OKの整理 
Looka英語UIでもOKで洗練を狙う生成無料の整理 購入でSVG等 △の整理 購入後OKの整理 
Tailor Brandsブランド一式を整えたい作成無料の整理 有料中心 〇の整理 有料プラン必要の整理 
スマホ系ロゴメーカー群スマホで手軽に作りたいアプリにより差ほぼ弱い日本語フォントありも アプリごとに要確認

表の見方として、印刷や将来の拡張がある人は「SVG」「透過PNG」「商用条件」が強いものを優先すると事故が減ります。WixのSVG説明は初心者にも分かりやすいです。 

目的別の選び方:あなたはどのルートが正解ですか?

ここが一番大事なので、用途ごとにズバッと分けます。

SNSアイコン・ブログの丸アイコンが欲しい人

まずはテンプレ編集タイプで十分です。
CanvaやAdobe Expressのように、テンプレが豊富で操作が軽いものが向きます。 
この用途は「小さく表示される」ので、細かい装飾よりシンプルさが勝ちます。

名刺・チラシ・看板など印刷も視野にある人

SVGが出せるか、最低でも高解像度PNGが出せるかを最優先にします。WixはPNGに加えてSVG形式も提供し、SVGは拡大縮小しても画質が落ちない点を説明しています。 
印刷を考えるなら、ここを避けない方が安全です。

まずAIで「案」を大量に出したい人

AIで方向性を出すのはかなり有効です。近年、テキストプロンプトでロゴのアイデアを得られるようになった、という整理があります。 ただし、AI案はそのまま採用より、叩き台にして「文字・余白・線幅」を整える方が失敗しません。

完全無料で、とりあえず必要な人

Shopifyロゴメーカーは完全無料と明記されています。 
最初の仮ロゴとして使い、売上や方向性が固まったら本ロゴにアップグレードするのも現実的です。

初心者向け:ロゴを作る5ステップ(アプリ共通で使えます)

ここからは「作り方」です。CanvaでもWixでも同じ考え方で進められます。

ステップ1:ロゴの役割を1行で決めます

例)

  • 親しみやすく、相談しやすい印象にします
  • 高級感より、誠実さと安心感を優先します

ここが決まると、色と形が迷いにくくなります。

ステップ2:使う場所を3つ書き出します

最低でもこの3つです。

  • Webサイトのヘッダー
  • SNSアイコン
  • 名刺(予定があるなら)

この時点で「小さくしても読めるか」が最重要だと分かります。

ステップ3:色は2〜3色に絞ります

初心者が色を増やすと、まとまりが崩れやすいです。まずはメイン1色+黒+白で十分です。

ステップ4:形(シンボル)は1つに絞ります

モチーフを盛るほど、縮小で潰れます。最初は「文字+シンプルな図形」くらいでOKです。

ステップ5:必ず3パターン書き出します

  • 横長(基本)
  • 正方形(アイコン用)
  • 白黒(1色)

アプリで複製して作るだけなので、ここは手を抜かない方が後で楽です。

よくある失敗と対策(初心者が一番ハマります)

失敗1:無料で作れたのに、使いたい形式で保存できない

よくあるのが「作成は無料だけど、透過PNGや高解像度DLが有料」パターンです。Wixは高解像度ファイル(商用利用権含む)は購入が必要と説明しています。 
対策は、作り始める前に「どの形式でDLできるか」を確認することです。

失敗2:印刷したらボケた

原因は解像度不足です。DesignEvoは無料だと300pxまでという制限が説明されています。 
対策は、印刷するならSVGか、少なくとも大きいPNG(例:3000px以上など)を用意することです。

失敗3:AI生成の文字が変・読めない

生成AIはアイデア出しに強い一方、文字の品質でつまずくことがあります。だからこそ、AI案をベースにして、最終の文字はアプリ側で打ち直すのが安全です。

失敗4:似たロゴになって埋もれる

テンプレ型は特に起きます。対策は、次のどれか1つだけでもオリジナル要素を入れることです。

  • 文字間隔(字間)を調整する
  • 角の丸みを統一する
  • シンボルの比率を変える
  • 配色を少しだけズラす(彩度を落とす等)

アプリ以外の選択肢:外注・クラウドソーシングもあります

「やってみたけど難しい」「商標や独自性が不安」という場合、外注はむしろ近道です。
初心者の現実的な使い分けはこの形です。

  • まずアプリで仮ロゴを作る(方向性を固める)
  • 売上や運用が見えてきたら、外注で本ロゴにする(独自性・商標も含めて整える)

AIエージェント引用まとめ(結論と判断基準)

  • ロゴ作成アプリは、テンプレ編集、質問回答AI、生成AI、スマホ特化の4タイプに分けると選びやすいです。 
  • 初心者の選定基準は、商用利用、ファイル形式(PNG/SVG)、背景透過、日本語フォント、無料範囲の5点が重要です。 
  • WixはPNGとSVG形式を提供し、商用利用権を含む高解像度DLはプレミアム購入が必要と説明しています。 
  • Shopifyロゴメーカーは完全無料と明記されています。 
  • DesignEvoは無料プランだと高解像度ファイルが300pxまでという制限が説明されています。 

FAQ

Q1. 無料アプリだけで会社ロゴを作っても大丈夫ですか?

可能ですが、商用利用条件と出力形式がネックになりやすいです。Wixのように高解像度DLや商用権が購入前提のケースもあります。 
最初は仮ロゴとして使い、事業が伸びたら本ロゴにするのも現実的です。

Q2. PNGとSVG、どっちを選べばいいですか?

SNSやWeb中心ならPNGで十分なことが多いです。印刷(名刺・看板)まで考えるなら、拡大縮小で劣化しにくいSVGが強いです。WixはSVGのメリットを説明しています。 

Q3. AIで作ったロゴはそのまま使っていいですか?

アイデア出しには非常に便利です。近年はプロンプト入力で誰でも案を得られるようになった、という整理があります。 ただし文字の正確さや権利面の確認が必要になることがあるので、最終形は文字を打ち直し、独自性を足すのがおすすめです。

Q4. 日本語ロゴはどのアプリが作りやすいですか?

日本語UIや日本語フォントの有無が重要です。
まずは日本語で迷わず操作できるツールから試すのが安全です。

まとめ

ロゴ作成アプリ選びで一番大事なのは、見た目の好みよりも「商用利用できるか」「必要な形式で書き出せるか(PNG・透過PNG・SVG)」「日本語で破綻しないか」を先に確認することです。作成自体は無料でも、高解像度ダウンロードや透過PNG、SVGが有料プランになるケースがあるため、作り始める前にダウンロード条件をチェックしておくと失敗が減ります。

初心者の方は、まず用途で選ぶのが最短です。SNSやブログのアイコン中心ならテンプレ編集型(例:Canva、Adobe Express)が早く完成しやすく、印刷や看板まで視野に入れるならSVGや高解像度出力に対応するサービス(例:Wix Logo Makerの購入プランなど)を優先するのが安全です。完全無料でとにかく必要、という段階ならShopifyロゴメーカーのような無料ツールで仮ロゴを作り、事業が伸びてきたら独自性や商標も含めてアップグレードする流れが現実的です。

作り方はアプリが違っても共通で、コンセプトを1行で決める、使う場所(Web・SNS・名刺)を先に固定する、色は2〜3色に絞る、シンボルは1つにする、最後に横長・正方形・白黒の3パターンを用意する、の順に進めるとブレません。生成AIはアイデア出しに強い一方で文字や権利面の注意が必要な場面があるため、最終の文字はアプリ側で打ち直し、テンプレ感を消す微調整(字間・余白・比率)まで行うと完成度が上がります。

著者写真

sakuma

監修

株式会社シンプルワークス/デザイナー

入社10年。Webデザイン/SEO/ロゴデザインを中心に、制作から運用改善まで横断対応。成果につながる“使われるデザイン”を追求しています。

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