1.はじめに
全国で21,000人以上、法人数が562にものぼる司法書士(日本司法書士会連合会より 2015年6月時点)。専門職ということもあり、各方面から重宝されることは間違いありませんが、これだけ多くの司法書士の中から、あなたを選んでもらうためには、他と差別化を図るための施策を講じることが必要です。
さらに、差別化された点が一目でわかるものを用意しておくことも大切です。そこで今回は、ひと目であなたと他との違いがわかるような、ロゴマークの作成方法のポイントを、事例を交えて2つご紹介します。
Point:司法書士事務所のロゴマーク作成のポイントを2つご紹介
2.ロゴマークは事務所のイメージを左右する
体裁のために、とりあえずロゴマークを作成しようとお考えなら、まずその考えは捨てたほうが良いかもしれません。ロゴマークは皆さんが考える以上に、事務所のイメージに影響を与えるものです。事務所としてどんな面を押して行きたいのか、どのようなお客様に頼っていただきたいのか、どんなイメージを持っていただきたいのかなどをしっかり考えた上で、ロゴマークを作成する必要があります。
例えば司法書士事務所LINKのロゴマークの場合は、お客様の飛躍とともに、お客様からつながるご縁が「リンク」していくという想いを、2羽の鳥のイラストで表現しています。また、爽やかな青を使い、誠実さを出しているところも素晴らしいですね。
(画像引用元:司法書士事務所LINK)
また、司法書士オレンジ法務事務所のロゴマークは、少し漫画チックなものに仕上がっており、初めて司法書士を頼ろうとしている方に対して、安心感を与えるデザインとなっています。
(画像引用元:司法書士オレンジ法務事務所)
同じ司法書士事務所でも、ロゴマークだけでイメージがガラリと変わります。このように、ひと目でどんな司法書士事務所なのかがわかるようなロゴマークを目指すことが大切です。
Point:ロゴマークのイメージは司法書士事務所のイメージを大きく左右する
3.カラーで悩むなら「青」がオススメ
ロゴマーク作成で、もうひとつ大切なのはカラーの選び方です。
カラーリングを変えるだけで、ロゴマークのイメージは大きく変わります。例えば女性が相談しやすいよう、女性だけで対応スタッフが構成されているのであれば、ピンクや白など、やわらかな色を選ぶのがよいでしょう。一方、親身になって考えることを前に押したい場合や、お客様との絆を大切にしたいという場合は、赤を使うとイメージに近いロゴマークを作成することができるでしょう。
どうしてもカラーリングで悩んでしまうなら、青がオススメです。青は見るものに誠実さや冷静さ、洗練されたイメージを与えますので、司法書士事務所のロゴマークのカラーリングとして、大きく間違ってはいないはずです。実際、ロゴマークに青を使用している司法書士事務所は少なくありませんので、ぜひ参考にしてみてください。
Point:司法書士事務所のロゴマークなら誠実さや冷静さが伝わる「青」がオススメ
4.まとめ
■司法書士事務所のロゴマーク作成のポイントは2つ ■1.ロゴマークによって事務所のイメージは大きく変わる ■2.ロゴマークのカラーに悩んだときは青がオススメ |