画像引用元:ピジョン
企業の社名やブランドのロゴマークは、伝えたいものを明確にする必要があります。今回取り上げる「ピジョン」は「愛」を経営理念としている会社です。そんな思いを込めて作られたロゴはどのようなものなのでしょうか。
ロゴマークラボでは、世の中にあるたくさんのロゴマークを紹介しています。ロゴマーク作成のポイントを説明しますので、自社だけのオリジナリティに溢れるロゴマーク作りの参考にしてください。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
ピジョンの歴史
ピジョンは、ベビー用品からマタニティ用品などの、育児用品全般を取り扱う日本の企業です。1957年に設立されたピジョンは、「ピジョン哺乳器本舗」という社名で誕生しました。
その後も哺乳瓶だけではなく、ベビーフードや離乳食作りの調理用品、赤ちゃんとお母さんのためのスキンケア用品など、育児の負担を軽減させるさまざまな育児用品を販売してきました。
お母さんと赤ちゃんのために哺乳瓶を作るところから始まった会社は、その経営理念通り「愛」であふれています。
ピジョンロゴマークへ込められた思い
ピジョンのロゴマークは英語の「pigeon」を図案化したもので、「P」の文字にハートを入れることで、わかりやすく「愛」を表現しています。
このハートは「お母さんとおなかの赤ちゃんを表した2つのハート」を表しているといいます。他の文字よりも大きくバランスを取っている「P」に、大きな愛情を感じますね。「お母さん、お父さんには代われないけれど、たくさんの人へ、愛をかたちにして届けたい」という想いが詰まっているそうです。
そもそも「pigeon」とは、平和の象徴「ハト」のことです。平和で豊かな社会であってほしいという願いが込められている、という社名からも愛を感じ取ることができるでしょう。
参考:社名の由来・ブランドロゴについて | 会社情報 | ピジョン株式会社
ロゴ作成の参考にしたいポイント
ピジョンのロゴから学びたいポイントは、素直な「愛」の表現ではないでしょうか。「愛」を表現するのにふさわしい「ハート」。ハートを表現するのにふさわしい「赤」。そんな素直なロゴ作りは、参考にするべきポイントといえるでしょう。
「赤」の色は強いエネルギーを感じさせますが、「pigeon」の丸みのある文字からは、優しいあたたかさも伝わります。
また、ロゴが文字だけで図案化されている場合は、オリジナリティを出して視認性を高くする必要があります。社名の文字の中にハートを入れたロゴの独自性は、「ピジョンらしさ」として消費者にも伝わるでしょう。
おわりに
創業から60年以上たっても変わらないロゴは、子育てに関わる全ての方に信頼感を感じさせます。「育児のお困りごと」を解決するために作り出されてきた商品は、昔も今も「愛」が込められています。子ども用品のロゴマークを作成する際は、ぜひ愛の見えるデザインを検討してみてはいかがでしょうか。
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