ロゴ作りというと「Illustratorが必要」「デザインセンスがいる」と思われがちですが、今はスマホだけで“たたき台”を自動生成して、そこから整える流れが現実的です。特に開業初期や、SNS・名刺・LINEなど「まず必要」な段階では、アプリで十分スタートできます。
ただし、ロゴは「作れたら終わり」ではなく、商用利用の条件、透過PNG、サイズ耐性、他サービスでの使い回しまで含めて設計すると失敗しにくいです。この記事では、ロゴ自動生成に強いアプリを5つに厳選し、用途別の選び方と、スマホだけで“ちゃんと使えるロゴ”に仕上げるコツをまとめます。
Contents
ロゴ自動生成アプリを選ぶときの結論
まず押さえるべきはこの5点です。ここを見落とすと「作れたのに使えない」になります。
- 商用利用できるか(無料プランの制限も含む)
- 透過PNGで書き出せるか(背景が残ると地味に詰みます)
- SVGなどベクターで出せるか(看板や印刷で効きます)
- 日本語フォントや文字の調整ができるか
- ロゴの“使い回し”を想定したバリエーションが作れるか(正方形・横長・白黒など)
厳選アプリ5選(スマホ中心でロゴ自動生成)
ここからは、スマホでの作成を前提に「自動生成→編集→書き出し」までしやすい5つを紹介します。比較表のあとに、1つずつ深掘りします。
Canva
◆強み:テンプレ+AIロゴ生成、スマホでも編集しやすい。ロゴテンプレも多い。
◆注意点:無料での書き出し形式や一部素材は制限が出ることがある。
◆向いている人:まず最短でそれっぽく作り、名刺やSNSまで一気に揃えたい人
最短で「ロゴ+名刺+SNS」まで揃う万能型 Canvaはロゴテンプレを使って作る流れが分かりやすく、AIロゴジェネレーターも用意されています。 スマホでも編集がしやすいので、初心者が「まず形にする」にはかなり強いです。
◆使いどころ
- ロゴを作ったあと、名刺、ショップカード、SNSヘッダーなども同じアプリで統一したい
- テンプレから“それっぽい”骨格を借りて、色と文字だけ変えて整えたい
◆書き出しの現実
Canvaは無料でも複数形式でダウンロードできる説明があります(PNG/JPG/PDFなど)。ただし、背景透過やSVGなどはプランや素材によって扱いが変わるため、最後の書き出し画面で必ず確認するのが安全です。
◆初心者が“脱テンプレ感”を出すコツ:テンプレをそのまま使うと既視感が出やすいので、ここだけ変えると一気にオリジナルに寄ります。
- フォントを変える(似た太さで置き換える)
- 文字間を少し調整する(詰める/広げる)
- 色を1〜2色に絞る
- アイコン(モチーフ)は削って、文字ロゴ寄りに寄せる
Adobe Express
◆強み:無料テンプレでロゴ作成ができ、モバイルアプリも提供。
◆注意点:完全な“自動生成”というより、テンプレ編集中心になりやすい。
◆向いている人:Adobe系のデザインに慣れたい、シンプルに整えたい人
AI生成に寄せたい人向け。ただし商用は有料前提 Photoroomは、AIでロゴを作る手順(ロゴツール)をヘルプで案内しており、スタイルを選んで生成する流れがあります。無料テンプレで堅く整えやすい Adobe Expressは、無料でロゴ作成ができることを公式に案内しています。 また、モバイル版アプリの提供についてもAdobe公式が発信しており、スマホ中心でも運用できます。
◆使いどころ
- ごちゃごちゃさせず、整列と余白で“きれい”にしたい
- Adobeのデザイン思想(シンプルに整える)に寄せたい
- ロゴ単体だけでなく、SNS投稿やチラシも同じ雰囲気で作りたい
◆初心者向けの現実的な使い方:自動生成で大量に候補を出すというより、テンプレを起点に、文字と配色を整えるのが成功率高いです。文字ロゴ(タイポグラフィ)に寄せると、素材の権利で悩みにくくなるのもメリットです。
Photoroom
◆強み:AIでロゴを生成する導線があり、スタイル指定もできる。
◆注意点:無料アカウントは商用利用不可(個人利用のみ)という明確な制限がある。
◆向いている人:物販やSNS用のビジュアルも一緒に作りたい人(有料前提で検討)
AI生成に寄せたい人向け。ただし商用は有料前提 Photoroomは、AIでロゴを作る手順(ロゴツール)をヘルプで案内しており、スタイルを選んで生成する流れがあります。
◆ここが重要ポイント
Photoroomは、無料アカウントは商用利用不可(個人利用のみ)で、商用目的ならPro/Maxなど有料アカウントが必要だと明記しています。ロゴをビジネスで使う予定なら、この制限は致命的になりやすいので、最初から条件を理解して選ぶのがおすすめです。
◆使いどころ
- ロゴだけでなく、商品画像、SNS投稿、広告クリエイティブも一緒に作りたい
- ブランドキットのように色・フォント・ロゴをまとめて管理したい(ブランド要素のコレクションとしての説明あり)
Wix Logo Maker
◆強み:質問に答える形式でロゴ候補を生成し、スマホから作成できる手順が案内されている。
◆注意点:高解像度や利用権などは購入プラン前提になりやすい(ロゴ系は“買って使う”設計が多い)。
◆向いている人:ロゴからサイトまでまとめて整えたい人
Wixは、モバイル端末でロゴメーカーを使ってロゴを作成する手順をサポートで案内しています。 Google PlayにもWix Logo Makerアプリがあります。
◆使いどころ
- 質問に答える形式で、自動的に複数案を出してほしい
- ロゴからWebサイトまで、同じブランド感で揃えていきたい
◆注意点(ありがちな落とし穴)
ロゴ生成系サービスは「作るのは無料」「ちゃんと使う(高解像度、透過、利用権)は購入」という設計になりがちです。Wixも購入ステップが案内に含まれています。最終的に必要なデータ形式(透過PNG、SVGなど)がプランでどう変わるかを、購入前に確認してください。
Logo Maker Shop(PIXO)
◆強み:スマホでテンプレを選んでロゴを作れる。テンプレや素材数を推している。
◆注意点:アプリ内素材の利用条件や書き出し制限は、実際のプラン画面で要確認。
◆向いている人:アプリ操作だけで完結したい、素材を組み合わせて作りたい人
Logo Maker Shop:スマホでテンプレを叩いて早く作る Logo Maker Shop(PIXO)は、スマホから直接ロゴを作れること、テンプレや素材が多いことをアプリ説明で打ち出しています。
◆使いどころ
- とにかくスマホ操作だけで完結したい
- 素材を組み合わせてサクッと“形”を作りたい
- SNSアイコンなど、スピード重視で複数案を出したい
◆初心者が失敗しにくいコツ
素材が多いアプリほど、盛りすぎてチラシっぽくなりがちです。やることはシンプルで、要素を減らして余白を作る。これだけで見違えます。
・ロゴだけでなく、商品画像、SNS投稿、広告クリエイティブも一緒に作りたい
・ブランドキットのように色・フォント・ロゴをまとめて管理したい(ブランド要素のコレクションとしての説明あり)
用途別おすすめ(迷ったらここだけ見てOK)
- 名刺、SNS、チラシまでまとめて揃えたい:Canva
- シンプルに整えて“きれい”にしたい:Adobe Express
- AI生成のノリでロゴを作って、物販画像も作りたい:Photoroom(商用は有料前提)
- 質問に答えるだけで候補が欲しい、サイトも視野:Wix Logo Maker
- アプリ内テンプレでスピード勝負:Logo Maker Shop
スマホだけで“使えるロゴ”にする作り方(5ステップ)
アプリを決めたら、次は手順です。
ここを守ると、テンプレ感が減って「ちゃんとしたロゴ」になります。
ステップ1:先に条件をメモします(30秒でOK)
- ブランド名(表記ゆれを止める。大文字小文字も固定)
- 業種
- ターゲット(例:20〜30代女性、家族向け、法人向け)
- 印象キーワード3つ(例:信頼・上品・シンプル)
- 避けたい印象3つ(例:子どもっぽい・安っぽい・派手)
ステップ2:文字ロゴ寄りで1案作ります
初心者が一番失敗しないのは、文字だけ(ロゴタイプ)です。
図形は権利や既視感の地雷が増えるので、まず文字で成立させるのがおすすめです。
ステップ3:配色は1〜2色で完成させます
白黒で成立させてから、アクセント1色を足します。
いきなりカラフルにすると、急に難易度が上がります。
ステップ4:小さくして読めるかテストします
- SNSアイコン相当(正方形)
- スマホのヘッダー相当(横長)
この2つで潰れるなら、線が細いか、情報量が多いです。
ステップ5:書き出しは最低3種類
最低これを作って保存すると運用がラクです。
- 正方形版(SNSアイコン用)
- 横長版(Webや名刺用)
- 白黒版(印刷や背景に合わせる用)
商用利用で詰まないためのチェック
ロゴは「ビジネスで使う」ほど権利の確認が重要です。特に注意したいのが無料プランの扱いです。
- Photoroomは無料アカウントでは商用利用不可(個人利用のみ)と明記されています。
- 生成/テンプレ系は、最終的な利用権や高解像度データが購入条件になっている場合があります(Wixは購入ステップを案内)。
【チェックリスト】
- 無料プランで商用利用できるか
- 透過PNGで出せるか
- SVG(ベクター)が必要なら出せるか
- アプリ内の素材(アイコン、フォント)の利用条件は問題ないか
- 有名企業ロゴに似すぎていないか(商標リスク)
FAQ
Q1、ロゴ自動生成って、結局どれも同じですか?
同じではありません。大きな違いは、商用利用条件、書き出し形式、編集の自由度です。特に無料プランの商用利用は差が大きいので、そこから選ぶと事故が減ります。
Q2、無料だけで完結できますか?
SNSの仮ロゴなら可能なことが多いです。ただ、透過PNGや高解像度、商用利用が絡むと有料が現実的になるケースがあります(例:Photoroomの商用は有料アカウントが必要)。
Q3、ロゴをAIに作らせたら、商標登録できますか?
ケースによります。商標は「登録できるか」「既存商標と抵触しないか」が重要で、AIで作ったかどうかだけでは決まりません。最終判断は専門家相談が安全です。
まとめ
スマホだけでロゴを作るなら、アプリの良し悪しよりも「作ったロゴが、実際に使える条件を満たしているか」が勝負です。初心者が失敗しない最短ルートは、文字ロゴ寄りで作り、1〜2色に絞り、小サイズ耐性をテストし、正方形・横長・白黒の3種を書き出すことです。
厳選5つの中で迷ったら、
- 最短で統一デザインまで行くならCanva
- AI生成寄りならPhotoroom(商用は有料前提)
- 質問に答えて候補を出したいならWix
この3択から入ると早いです。







