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ペンギンじゃない!意外な生物だったロゴマーク | CHUMS(チャムス)

chums(チャムス)のロゴマーク

(画像引用元:CHUMUS

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、鳥のシンボルマークが印象的なアウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」のロゴマークを取り上げます!

1.CHUMS(チャムス)のロゴマークの歴史と由来

CHUMS(チャムス)は1983年に米国・ユタ州で生まれたアウトドアブランドです。今ではさまざまなアウトドアグッズや有名なハリケーントップ、リュックなどを販売していますが、もともとは創業者のマイク・タゲットがラフティングのリバーガイドをしている時に、サングラスを川に落とさないために開発したグラスストラップを売りだしたことが始まりとなっています。

ちなみに「チャムス」という名前は、当時創業者の友人の愛犬だったチャムリーから生まれたものだそうです。

そんなCHUMSのロゴマークといえば、白い羽毛に包まれた赤い足の鳥ですよね!一見ペンギンのように見えますが、実はこの動物はペンギンではないそうです。

この動物の正体は「アカアシカツオドリ」、通称ブービーバードと言われる鳥類です。エクアドルやガラパゴス諸島などに住んでいる鳥で、少数ですが日本の小笠原諸島にも飛来します。

ペンギンじゃない!意外な生物だったロゴマーク | CHUMS
(画像引用元:Wikipedia

この鳥をシンボルマークに使用した理由、それはアカアシカツオドリの生態に隠されています。

アカアシカツオドリは警戒心がとても弱い鳥。そのため17世紀にはスペインの船乗りたちに食用として乱獲されたこともあり、現在環境省レッドリストの「絶滅危惧IB類(EN)」にも指定されています。こうした生態から、フランス人たちから「bobo(フランス語で「まぬけでカワイイ」の意)と呼ばれていたそうです。その後、「bobo」という言葉が変化し、「ブービーバード」になったんだとか。

CHUMSはこのアカアシカツオドリの愛らしい生態に着目し、「多くの人に愛されるブランドでありたい」という想いから、シンボルマークをアカアシカツオドリにしたそうです。

2.表参道店には世界に3体しかないブービーバードのぬいぐるみがある?

表参道店には、世界に3体しかない、全長約60cmアカアシカツオドリのぬいぐるみが置かれているんだとか。
気になる方はぜひ、直接来店して確かめてみては?

※参考サイト
WHO IS BOOBY(CHUMS)
CHUMS BLOG
アカアシカツオドリ(Wikipedia)

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