(画像引用元:Hillary Clinton(@HillaryClinton) | Twitter)
世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は、2016年11月のアメリカ大統領選挙に向けて作成された、ヒラリー・クリントンの選挙ロゴマークに関するニュースをご紹介します。
2015年5月時点で、最もアメリカ大統領に近い女性と言われているヒラリー・クリントン氏。かつて同国の大統領を務めた、ビル・クリントン氏を夫に持つ、世界で最も注目されている女性の一人です。
そんなヒラリー・クリントン氏が、2016年に行われるアメリカ大統領選挙に立候補したのは2015年4月のこと。しかし、以前から立候補されるという噂が濃厚だったことから、立候補自体について、世界はそれほど驚きませんでした。
むしろ、話題をさらったのは選挙用ロゴマーク。アメリカ大統領選では、広報ツールの一つとしてロゴマークを作成するのは一般的なことで、2015年現在アメリカ大統領を務めるオバマ氏も、選挙戦の際には下記ロゴマークを作成し、デザインが秀逸だと絶賛されています。
(画像引用元:Wikipedia)
毎回高い注目を浴びる選挙戦のロゴマークですが、ヒラリー・クリントン氏のロゴマークは、オバマ氏とは別の意味で話題になりました。
話題になった理由、それはこのロゴマークが「何だか変」と揶揄されたからです。
(画像引用元:Hillary Clinton(@HillaryClinton) | Twitter)
ヒラリー・クリントン氏のイニシャルである「H」をモチーフにしたロゴマークですが、「道路標識のよう」「◯◯のロゴマークのパクリだ」という声が多く、中にはこのロゴマークに似たアルファベットフォントも作られるほど。
たしかによく見ると、矢印が道路標識のようにも見えますね。
一方、「話題性のあるロゴマークだ」「使い勝手がいい」などといった、ロゴマークデザインを賞賛する声もあるなど、評価はまさに人それぞれ。ロゴマークで意見が割れ、このニュースを各国が報じるという事態になりました。
どのように評価を下すのか、それは見る人の感性にもよりますが、ひとつ確かなのは、ロゴマークだけでインターネット上で大きな話題を作ったということです。
前述のとおり、もともとヒラリー・クリントン氏の出馬自体は、さして大きな話題ではありませんでした。
しかし、このロゴマークのおかげ?で、ヒラリー・クリントンの出馬に関するニュースはインターネットで度々取り上げられ、ロゴマークを使ったTwitterの画像が、全世界を駆け巡ることとなりました。
このロゴマークを作成したとされるデザイナーからは、賛否に対するコメントはありませんが、話題性まで盛り込んでロゴマークを作成したとすれば、もはやその完成度には脱帽するしかありません。
今後、2016年の選挙戦までにさまざまな場所で使われることになるこのロゴマーク、あなたはどう思いますか?