画像引用元:川島織物セルコン「MINTON(ミントン)| ABOUT」
陶磁器ブランドとして知られるMINTONですが、2015年にブランド廃止になり、現在はライセンスブランドとしてライフスタイルに関するアイテムを販売しています。
今回は、MINTONのロゴに注目してみましょう。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
MINTONブランドの歴史とロゴマークの由来
1793年にイギリスで創業されたMINTONは、ビクトリア女王に「世界で最も美しいボーンチャイナ」と称されたこともある、王室御用達のブランドです。腕の良い銅版彫刻師のトーマス・ミントン氏がたちあげ、180年に渡って家族経営が続けられていました。
2015年にWWRDグループホールディングスの一員となってブランドは廃止。現在は1649年創業のフィスカース(フィンランド)経営のもとで、ライセンスブランドとして製品を提供しています。
MINTONのロゴマーク
MINTONのロゴマークは王冠と月桂樹が描かれ、「FOUNDED」の文字と共にブランド名、そして創立年号が書かれています。FOUNDEDは「見つかりました」という意味があります。
参考:川島織物セルコン「MINTON(ミントン)| ABOUT」
ロゴ作成の際に参考にしたいポイント
月桂樹で作られた冠は、スポーツ大会などの勝者やメダリストに贈られるアイテム。つまり、勝者や優秀な人をたたえるためのシンボルです。王冠と月桂冠が描かれることで、品質の高さや信頼性を連想することができます。
既にMINTONの陶磁器は生産が終わってしまいましたが、陶磁器の裏面に描かれているバックスタンプには、MINTON独自の暗号が刻まれていることでも知られています。バックスタンプは製造年や製造窯、そして年代などを示す手掛かりになります。こうした遊び心のある暗号をロゴに用いてみるのも良いかもしれません。
おわりに
美しい陶磁器で親しまれてきたMINTONですが、残念ながら陶磁器の生産は終了してしまいました。しかしMINTONのロゴを冠したライフスタイルアイテムが発売されており、今後もMINTONのロゴに触れる機会があるでしょう。
ロゴマークを見ただけで品質の高さが連想できるロゴを作りたい方はぜひ、MINTONの過去のロゴにも触れてみてください。
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