大倉陶園のロゴマークとロゴ作成の参考になるポイント

画像引用元：高級洋食器製造販売　大倉陶園公式ホームページ

日本を代表する食器ブランド「ノリタケ」のグループ会社である大倉陶園。陶磁器の世界では、メインロゴだけではなく陶磁器の裏面にバックスタンプが描かれます。

そこで今回は、大倉陶園のロゴマークとバックスタンプをご紹介します。ロゴ作成のポイントを探ってみましょう。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

ブランドの歴史とロゴマークの由来

1919（大正8）年、大倉孫兵衛氏と和親氏の父子が創業した大倉陶園。日本を代表する食器ブランドであるノリタケとグループ会社の関係にあります。「良きが上にも良きものを」がコンセプトです。

上質な原料を使って品質の高い陶磁器を作っており、国内だけではなく海外でも人気を集めています。「セーブルのブルー、オークラのホワイト」という言葉で知られるように、色の白さと磁器質の硬さ、そして肌のなめらかさが魅力です。

大倉陶園のロゴマークとバックスタンプ

画像引用元：大倉陶園公式オンラインショップ「ワンポイントオーダーメイド」

大倉陶園のロゴマークは、花弁の形の中に大倉の頭文字O・A・Cと「OKURA」の文字が並んでいます。

大倉陶園の陶磁器の裏面に描かれているバックスタンプは、ロゴマークに並んで「JAPAN」の文字などが記載されていることがあります。

参考：高級洋食器製造販売　大倉陶園公式ホームページ

ロゴ作成の際に参考にしたいポイント

大倉陶園のロゴマークは、5枚の花弁にOACのロゴとOKURAの文字がデザインされています。頭文字だけではなく社名をきちんと記載することで、普段はなじみがない方にも社名やブランド名に触れてもらうことができます。

さらに、頭文字OACのデザインにはスタイリッシュなフォントが使用されており、Aの横棒が下に突き出てひし形になっています。文字を使用したロゴは、使用フォントや文字の太さなどに気を配る方が多いですが、大倉陶園のように文字デザインにも手を加えることで、オリジナリティを高めることができるでしょう。

おわりに

陶磁器の世界では、メインロゴを長年使い続け、バックスタンプをリニューアルすることで年代を知ることができるようにしているケースも多くあります。

ロゴ作成というとメインロゴだけに目が行ってしまいがちですが、ぜひバックスタンプに注目してみてください。多彩なバリエーションのロゴに触れることができます。

グループ会社のNoritakeの記事もありますので、こちらもあわせてご一読ください。

⇒【陶磁器】Noritakeのロゴマークとロゴ作成の参考になるポイント

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