Peach Aviationのロゴマークに秘められた思いと参考になるポイントは？

画像引用元：【公式】ピーチ | Peach Aviation (flypeach.com)

世の中はたくさんのロゴマークで溢れています。その中で、一目見ただけで「〇〇の企業だ」と思ってもらえるようなロゴマークにはどんな工夫がされているのでしょうか。

今回はそんな印象に残るロゴマークの中でも、航空業界LCCの先駆けといわれているピーチアビエーションのロゴマークを紹介します。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

Peachのロゴマークの歴史

ピーチアビエーションは、2011年2月にA&F Aviation株式会社として設立され、同年5月に新ブランド名「Peach」を発表。それに伴い社名を「Peach Aviation株式会社」へと変更しました。

「Peach」というブランド名には、「斬新」「楽しさ」など活気ある意思を表しています 。また、ポジティブな言葉を連想させるアジア発祥の桃のように、誰もが簡単に旅行を楽しめるフライトを提供したいという気持ちが込められています。

運航開始当初は大阪（関西）―札幌(新千歳)、福岡を結ぶ2路線だったのが、国内線33路線に加え、国際線17路線にまで拡大しています。（2021年12月現在）。

参考：プレスリリース | Peach Aviation (flypeach.com)
　　　Peach Aviation | Facebook

ロゴマークを作成する際に参考にしたいポイント

Peachのロゴタイプ は、線が均一に太く、丸みがあります。特に、「P」の文字が特徴的で、縦線上部のデザインがまるで桃の葉を表現しているかのように見えます。

また、カラーは桃色と紫色の中間色であるフューシャ色が使われています。桃と言えば淡いピンク色をイメージしますが、ビビットなカラーを使うことでかわいらしさだけでなく若々しさ、活力を感じさせているのです。

その色味とオリジナリティのある字体は可読性や視認性が高く、遠くからでもPeachだと分かりますよね。飛行機のように動くものや遠くから見られるようなロゴマークを作成するのであれば、ぜひチェックしておきたいポイントです。

おわりに

コンセプトに掲げている「空飛ぶ電車」のように、より身近で気軽に利用できる交通手段として一躍人気を博したPeach。

一見飛行機とは無関係のように思える桃を起用した企業名とロゴマークは意外ですが、その理由を探ると企業理念に結び付いた強い思いが込められているのです。

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