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由来が意外な小売業のロゴマーク2選

由来が意外な小売業のロゴマーク2選

1.はじめに

多くの人が日常的に訪れる、スーパーやコンビニといった小売店。その多くがロゴマークシンボルマークを掲げています。独自の品揃えや店舗の造りをしているところもありますが、品揃えが似通ってしまうため、店舗の中身やコンセプトだけでなく、見た目にも差別化を図ることはとても重要なポイントです。

そこでどういうコンセプトで作られているロゴマークが多いのか、傾向はないのかと小売業者のロゴマークを調べてみると、意外な由来を持つものが多いことに気づきました。今回は小売業のロゴマークの中から、特に意外な由来のロゴマークを2つご紹介します。
Point:意外な由来が多い小売店のロゴマーク

2.実は電話番号だった!? | マルイ

由来が意外な小売業のロゴマーク2選
(画像引用元:Wikipedia

ファッションアイテムに特化した大手小売店・マルイのロゴマークは、「OIOI」という、一見するだけではマルイとは読めないデザインとなっています。
このロゴマーク、実は電話番号が大きく関係しているロゴマークだそうです。
ロゴマークが生まれた1973年、マルイは全店舗の電話番号を0101に変え、ロゴとともに告知キャンペーンを実施。その後、若干の変更はありましたが、現在も「OIOI」のロゴマークが使われ続けています。

だからといって、決して「OIOI」は「0101」ではなく、まして英語の「OIOI」でもありません。あくまで「OIOI」という一つのデザインとして取り扱われています。ちなみに現在のマルイ各店の電話番号の末尾も、専門店などを除き0101となっています(2015年5月時点)。
Point:キャンペーンと絡めてロゴマークを作成するのもひとつの方法

3.メイン商材から生まれたロゴマーク | ローソン

ローソンクルー♪あきこちゃんのTwitter
(画像引用元:ローソンクルー♪あきこちゃん | Twitter

昔懐かしいミルク缶をロゴマークに掲げているローソン。その由来を知るには、ローソン発祥までさかのぼる必要があります。

もともとローソンは、ローソン氏という方が始めた牛乳販売店に端を発するそうです。その後、牛乳以外の日用品も扱うようになり、米国にチェーン展開を図るようになります。1959年には別会社の傘下に入ったため、米国でオリジナル店舗を見ることはできませんが、創業当時の想いは、ロゴマークとともに脈々と受け継がれているのかもしれませんね。

あなたが普段利用している小売店のロゴマークにも、意外な意味が隠されているかもしれませんよ?
Point:創業時の想いを残すためのロゴマークもある

4.まとめ

ユウ局員 ■小売店のロゴマークには意外な意味が隠されているものが多い

■キャンペーンに絡めたり、創業当時の想いを残すためなど、ロゴマークの発想のポイントはありとあらゆるところにある
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