今や出会いのツールとして欠かせない存在のになりつつあるマッチングアプリ。
明治安田生命の「いい夫婦の日」に関するアンケート調査によるとマッチングアプリでの出会いから結婚する割合が20年以降は平均18.8%にまで急増したそうです。
コロナ禍によりリアルな出会いが減少したことも一つの要因ですが、30代前半以下のデジタルネイティブ世代はネットでの出会いに抵抗の少ない人が増えているからとも言えるようです。
世の中には有料・無料合わせると100個以上のマッチングアプリが存在しますが、ロゴマークラボでは気になるアイコンデザインのマッチングアプリをピックアップしてみました。
ペアーズ
ティファニーブルーを使用し雲マークとPを組み合わせたシンプルなデザイン。
いわゆる「出会い系」というネガティブなイメージを払拭、安心して使っていただけるようなデザイン
タップル
快活な色味の「出会いの場」をイメージした2つの円を重ねたデザイン。
「より若年層に受け入れられるロゴへ」というコンセプトのもとデザインされた。
Omiai
シンプルかつ親しみやすい、モノトーンのブランドロゴ。
「愛(ai)のある、まじめな出会いを応援したい」という思いから、従来のマッチングサービスのイメージを一新するようなデザインに。
ゼクシィ縁結び
「結ぶ」を一目でわかる蝶結びのアイコン。
結婚を視野に入れた方が多いということから「水引」なども連想させてくれるデザイン。
Tinder
シンプルなフォルムの「炎」が印象的なアイコン。
「Tinder」には英語で、燃えやすいもの・火口(ほくち)という意味があることから、恋への火口ということかもしれません。
Dine
4本の黒のラインが潔いスタイリッシュなデザイン。
1つ1つの線が、最短距離によって結ばれた2人の出会いを示し、その線を4本あしらうことにより、たくさんの出会いを作り出したいという想いと、出会うまでの過程に存在する4つの障壁:「1. 作業工程」「2. 心理的な隔たり」「3. 選択肢の多さ」「4. 出会うまでの時間」を最小化するという姿勢を表現しているマークです。
まとめに
いかがだったでしょうか。新しいモノやコト、トレンドに敏感な20代〜30代が主なターゲットともあり、ロゴデザインやサイトデザインをみると「今の空気」を感じることができます。
マッチングアプリを利用しない方も覗いてみるとデザインのヒントになるかもしれませんね。YA