1.はじめに
税理士として独立するにあたり、事務所のロゴマークを作成するという方は少なくありません。実は税理士事務所のロゴマークには、いくつか共通点があります。
そこで今回は、税理士事務所のロゴマークをいくつかご紹介し、そのポイントについて考えていきます。
Point:税理士事務所のロゴマークの共通点とは?
2.税理士事務所のロゴマーク その共通点とは?
いくつかの税理士事務所のロゴマークを見ていると、ほとんどがロゴマークにイニシャルや名前を入れていることがわかります。
例えば埼玉県蕨市にある本田税理士事務所のロゴマークは、事務所のイニシャルHをモチーフにしたデザインとなっています。
(画像引用元:本田税理士事務所)
また、石川県小松市にある千田税理士事務所のロゴマークには、よく見ると「千田」という漢字が隠れています。
(画像引用元:千田税理士事務所)
全国には27,000件以上の税理士事務所があると言われています(「マイコモンタックス」より)。
数多ある税理士事務所の中から、名前を覚えてもらうための手段として、ロゴマークに名前を入れておくというのは重要かもしれません。
Point:税理士事務所のロゴマークにはイニシャルや名前を入れているところが多い
3.意味付けもしっかりと
また、税理士事務所のロゴマークは、比較的意味付けがしっかりしているものが多いようです。
先ほどご紹介した本田税理士事務所の場合は、ロゴマークを野球のボールに見立て、どんな時でもお客様との心のキャッチボールを大切にしていくという想いが込められています。
また千田税理士事務所の場合は、ロゴマークを直線で描くことで
「どんなお客様にもストレートに接したい」
という純粋な想いを込めているそうです。
また、ある業界に特化した税理士事務所の場合、その業界を表すものをロゴマークのモチーフにし、想いを込めるという方法もあります。
農業に特化し、経営者が農業経営アドバイザーという大戸孝男 税理士事務所のロゴマークは、稲をモチーフに描かれています。
(画像引用元:大戸孝男 税理士事務所)
また、全体で事務所のイニシャルである「O」をかたどっているというのもポイントです。
例えば建築業であればクレーンやヘルメット、命綱などをモチーフにしてもよいでしょうし、クリエイターなどに特化した税理士事務所であれば、ペンなどをモチーフにしてもいいかもしれません。
ロゴマークは事業や商品の顔となるものです。同業他社が多い業界ほど、見るものの印象に残るような、ステキなロゴマークを作成する必要があります。今回ご紹介したロゴマークは、いずれも素晴らしいものばかりですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
Point:ある業界に特化した税理士事務所の場合は、その業界をイメージさせるものをモチーフにするのもよい
4.まとめ
■税理士事務所のロゴマークには、イニシャルや名前を入れているところが多い ■ある業界に特化した税理士事務所の場合、その業界をイメージさせるものをモチーフにして、ロゴマークからうまくアピールする方法もある |