登山やウインタースポーツ、マリンスポーツなど、さまざまなアウトドア用品を展開するpatagonia(パタゴニア)。良質な商品と環境保全にこだわる姿勢で、世界中のファンから愛されています。
ロゴマークラボでは、印象深いロゴマークをピックアップして、特徴やロゴ作成のポイントをシリーズでご紹介しています。今回は、patagonia(パタゴニア)のロゴマークの秘密に迫ってみたいと思います。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
Contents
patagoniaのブランドの歴史とロゴマークの由来
画像引用元:patagonia.jp
1978年に、登山家のイヴォン・シュイナードによって設立されたpatagonia。南アメリカ大陸にあるパタゴニア地方の、厳しい環境に適したウェアを作ったことから名づけられました。また、「どこの国でも正しく発音してもらえる」のもポイントになっています。
「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」
引用元:patagonia Facebookページ
このような社是を掲げており、環境に配慮したサスティナブルな商品づくりを続けています。
patagoniaロゴマークの由来
patagoniaのロゴマークは、パタゴニア地方に位置する、アンデス山脈の山である秀峰フィッツ・ロイの稜線をシルエットで表現しています。
参照:MEETS「patagonia」
ロゴ作成の際に参考にしたいポイント
背景に手描き感のある塗りの空が配されていて、親しみやすさを感じますね。ロゴタイプは特徴的でポップな印象を与えますが、黒い山の上に白いフォントを載せることでぐっと引き締まった印象を与えます。
patagoniaはキッズ向けの明るい色のもの、黒やネイビーなどの暗めの色など幅広い商品展開を行っています。明るい色に載せると、ロゴマークの空の色と白いフォントのカラフルさが際立ち、ロゴマークが映えるデザインに。また、暗い色に載せると、ロゴマークの空や山稜は、生地の色に調和して、特徴的なフォントだけが浮かび上がって見えます。
どんなカラーにも映えるロゴマークをつくることで、商品企画の幅が大きく広がるでしょう。さまざまな商品ラインナップ、または事業展開をお考えの場合は、是非参考にしてみてください。
おわりに
patagoniaのロゴマークは、ロゴマークを載せる色によって対比や調和を表現できる魅力がありますね。
幅広い年齢層をターゲットにしたグッズ展開を予定している方や、カラーバリエーションが豊富な商品を作る場合には、patagoniaを参考に商品とロゴマークの対比や調和を意識してみませんか。
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