書体データであるフォントの開発や製品もしくはそのライセンスを販売している企業のこと。代表的な企業としてモリサワ、欣喜堂、Adobeなどが挙げられる。
フォントはWEBサイトや文書作成ソフトなどに、デジタル文章として記載される場合には著作権は発生しない事例が多いが、印刷物はもちろん、バナーなどの画像に文字を使用する場合は、ライセンス料が発生することがある。
一方、無償使用が可能なフリーフォントなども配布されているが、商用利用不可のものや、商用の場合は別途ライセンス料が必要な場合もあるため、商用利用の場合は事前に確認を取るほうが良い。
書籍データは言語の分だけ存在するため、世界には数多のフォントベンダーがある。特に日本語は、ひらがな・カタカナだけでなく、漢字など、アルファベットに比べて非常に文字が多いため、フォントによっては表示されない(カバーされていない)漢字が存在することもある。