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積極的な姿勢を形にしたロゴマーク | DESCENTE(デサント)

積極的な姿勢を形にしたロゴマーク | DESCENTE(デサント)

(画像引用元:DESCENTE

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、スキー用品から野球のユニフォーム、水泳用品まで、さまざまなスポーツ用品を手がける世界的メーカー「DESCENTE(デサント)」のロゴマークを取り上げます!

1.DESCENTE(デサント)のロゴマークの歴史と由来

DESCENTE(デサント)は1935年に創業したスポーツ用品のメーカーであると同時に、世界の名だたるスポーツ用品の販売代理店としても知られています。
デサントが取り扱うメーカーは幅広く、ルコックやアリーナ、アンブロからカルバン・クラインまで多岐にわたります。こうしたメーカーにも引けをとらないのが、デサントブランドの自社商品です。

日本には他にも多くの有名スポーツメーカーがありますが、その多くが一つの得意分野を軸に事業展開を図っています。デサントにももちろん得意分野となるスポーツ用品はありますが、どちらかと言うとオールラウンダーというイメージが強いのがデサントの特徴です。
デサントでは野球用品はもちろん、スキー用品や水泳用品、スピードスケート用品やサッカー用品など、さまざまなスポーツ用品の製造・販売を行っています。
近年の有名な実績としては、2014年のアジア競技大会において、野球の韓国代表チームのナショナルユニフォームを手がけたことなどが知られています。

そんなデサントのロゴマークは、3つの矢印がある地点から3つの方向に向かって伸びた形をしています。
これはスキーの直滑降・斜滑降・横滑りを表しており、常に新しいものに目を向けるという姿勢や、新商品開発に対する積極的な姿勢を表しているとのこと。
というのも、ブランド名である「デサント」とは、フランス語で「滑降」という意味。つまり、ブランド名もロゴマークも、全ての由来はスキーにあるということになります。

実はデサントは、スキー用品でも有名なスポーツメーカー。1973年には、それまでブーツに裾を入れるのが当たり前だったスキースタイルを、裾を入れないアウター式に改良したのもデサントでした。今でもスイスやスペインのナショナルチームのスキーウェアを提供しており、スキーとのつながりは深いものがあります。

デサントのように、自社の得意分野を一つモチーフにし、その積極的な姿勢を表すのは、企業の姿勢や考えを表すロゴマーク作成の基本とも言えます。
ロゴマークをこれから作成するなら、ぜひこうした考え方を取り入れた上で、素敵なロゴマークを作成してくださいね。

※参考サイト
企業理念(DESCENTE)

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