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遊び心と自由な発想が生んだロゴマーク | Mary Quant

遊び心と自由な発想が生んだロゴマーク | Mary Quant

(画像引用元:ガールズちゃんねる

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、世界中の多くの女性に愛され続けているファッションブランド「Mary Quant(マリークワント)」のロゴマークを取り上げます!

1. Mary Quant(マリークワント)のロゴマークの歴史と由来

Mary Quant(マリークワント)は、イギリスで生まれた同名のデザイナーによって誕生したファッションブランドです。1960年代に大ブレイクしたブランドですが、誕生から半世紀以上経った2015年現在でも、若い女性を中心とした幅広い年代の女性に愛されています。

このブランドを生み出したマリー・クワントは、ミニスカートやカラフルタイツ、ホットパンツを考案したことでも知られています。こうしたアイテムは、時を越えた現代でも多くの女性に愛されており、まさにファッション界を代表する人物と言っても過言ではないでしょう。

そんな彼女が立ち上げたMary Quant(マリークワント)のブランドロゴマークは、黒く小さな花をデザインしたもの。これは、マリー・クワント自身の落書きによって生まれたものだそうです。
科学の力では生み出すことのできない黒い花をシンボルマークにすることによって、発想の自由や固定概念を打破したアイデアを生み出すという意味を込めているんだそうです。

また、黒と白で光輝くダイヤモンドを表していると言われており、小さくてもキラリと光るアイデアを生み出す、世界でたった一つの価値観・輝きを持ったブランドであることも示しています。
他にはない美しいものを生み出すという、デザイナーの強い想いが伝わってくるロゴマークですね。

2.ロゴマークが表す企業精神

ロゴマークに込められた想いは、そのままMary Quant(マリークワント)の企業精神にもつながっています。
Mary Quant(マリークワント)からは化粧品も販売されていますが、その精神は「ノン・ルール・メークアップ」という言葉で表されるといいます。
これは、固定概念にとらわれず、常に自由な発想で新しい美を創造していくという、Mary Quant(マリークワント)の想いにつながっています。

数多くのロゴマークを見てきましたが、これほど遊び心と企業の想いがうまく表現されたロゴマークはなかなかありません。
ロゴマークにも感じられる企業の想いが、今日までMary Quant(マリークワント)が放ち続ける魅力の原点なのかもしれませんね。

※参考サイト
リクナビ2015

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