(画像引用元:「行ってきました」シリーズ)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、京都の老舗和菓子店のプロデュース店として、高い人気を誇る「ササヤイオリプラス」のロゴマークを取り上げます!
1.ササヤイオリプラス・笹屋伊織の歴史とロゴマークの由来
ササヤイオリプラスとは、京都の有名観光名所・嵐山にあるカフェで、下京区の七条大宮の前にある人気老舗和菓子店「笹屋伊織」がプロデュースした店舗として、2013年7月の開店以降、高い人気を誇っています。
そんなササヤイオリプラスのロゴマークは、伝統と新しさが融合したこちらのデザイン。
(画像引用元:「行ってきました」シリーズ)
家紋様に仕上がっているこちらのデザインにあしらわれているのは、嵐山の景色を季節ごとに彩る桜やもみじ。また、部首であるやまかんむり部分には、実際に山のイラストが描かれており、全体で嵐山の豊かな自然や一年を通しての嵐山の美しい景色を表しています。
そして、ササヤイオリプラスにはたくさんの抹茶スイーツが用意されていることもあり、メインカラーには抹茶色が据えられています。
老舗のイメージを家紋様で残しつつ、嵐山の風靡な面をポップにデザインした、とてもステキなロゴマークではないでしょうか。
2.家紋をベースにした他のロゴマーク
ササヤイオリプラスのように、家紋をベースにしたロゴマークは他にもみられます。例えば福井県にある小野光匠という建築事務所では、力強い以下のようなロゴマークが採用されています。
(画像引用元:小野光匠 | Facebook)
こちらは大工と一級建築士が運営する事務所ということで、伝統と新しさを感じさせる家紋用のデザインが採用されています。
また、群馬県にあるこぐれ農場のロゴマークは、作成当初から新しい家紋を作るというつもりでデザインされたものだそうです。
(画像引用元:こぐれ農場)
無農薬・無化学肥料というこだわりから生まれる、自然の豊かさや実りを感じさせる、とてもすてきなロゴマークとなっています。
伝統や匠の技が光る業界で、新たな事業をスタートさせようとする場合は、一度家紋をアレンジしたロゴマークの作成を検討してみては。伝統と新しさ、どちらの要素も取り入れた、ステキなデザインが完成するかもしれませんよ。