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基本に立ち返ったら新鮮になったリツデザイン一級建築士事務所のロゴマーク

建築




画像引用元:リツデザイン一級建築士事務所

数多くのロゴマークには様々なアイデアやデザイン、さらには込められた思いなど、ロゴマークひとつでもその制作背景には壮大な物語があります。

そして自分でロゴマークを作ろうとすると様々なアイデアがありすぎて、ついついデコレーションが過ぎてしまう、というケースもたくさん見られます。

忘れてはいけないことのひとつに、デザインの基本は「そぎ落とす」こと。

できる限り少ない装飾で完結し、さらに見た人に感動や納得を与えられるものこそ、優れたデザインだと言われています。

どこをどこまでそぎ落とすか。とても悩ましいポイントですね。

リツデザイン一級建築士事務所の新しいロゴマークは、そうしたシンプルなデザインに立ち返ったことで、かえって新鮮なイメージを与えてくれるステキなロゴマークです。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

 

家づくり街づくり、そして人と環境にも配慮した建築士

 

「住むひとの一番の理解者になる」をモットーに、2001年神奈川県横浜市に設立されたリツデザイン一級建築士事務所。

代表で一級建築士の吉田立氏のほか、設計スタッフなど合計3人の事務所です。
吉田氏は新築住宅の建築だけではなく、横浜市の街づくりにも参画して地域に根ざした活動を広く行っています。

家を建てるだけではなく、家そのものの価値を高めたり、その先の街全体の中で人が暮らしやすい環境づくりを目指す建築士です。

特に近年では社会問題にもなっている中古住宅ストックの活用にも積極的に取り組み、2014年には中古住宅の設計でグッドデザイン賞も受賞し、事務所自体も中古住宅をリノベーションして活用しています。

建築士の仕事「手の軌跡」を表したシンプルで新鮮なロゴマーク


それではリツデザイン一級建築士事務所のロゴマークについて見てみます。

ロゴマークとしてはいたってシンプルなデザインですね。
ロゴマークの多くはひとめで印象付けられるシンボルマークと、社名などを刻印するロゴタイプで構成されていますが、世の中にはシンボルマークのみ、あるいはロゴタイプのみで作られるロゴマークも一定の数で存在します。

リツデザイン一級建築士事務所のロゴマークは、後者のロゴタイプのみのデザインです。

まるで手書きのような書体も印象的ですね。

建築士の仕事はまずたくさんのスケッチを描くことから始まります。スケッチの次にはCADと呼ばれるパソコン上での設計アプリを使用しますが、アイデアを生み出す時には手を使うことになります。さらにスケッチの後には模型によって立体での設計を行いますが、この時に大切なものは「空間」。
人と空間との関りを非常に大事にしているリツデザイン一級建築士事務所。

そんな事務所の思いを込めて、「手の軌跡」を表したロゴマークをデザインしたと言うことです。

装飾をそぎ落としてシンプルな「手書き風」のロゴマークの誕生です。
基本に立ち返ったことで、かえってとても新鮮なイメージを与えてくれるロゴマークになりました。

参考サイト
リツデザイン一級建築士事務所

 

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