1.はじめに
公益財団法人 全日本軟式野球連盟によると、全国には一般、少年、学童合わせて約55,000もの軟式野球チームがあるそうです(2015年2月現在)。
そこまで数が多いと、どうしても似通ってしまうのがユニフォームとロゴマークです。
ユニフォームは色の組み合わせですから、どうしても似通ってしまうのはしかたがないのかもしれませんが、ロゴマークはチームの目標や特徴を表すものですので、できれば他とは違ったロゴマークを作成したいですよね。
似通ったロゴマークを作らないためには、世の中にどんな野球チームのロゴマークがあるのかを確認するのが近道。
ロゴマークのアイデアというのは、そうやすやすとは出てこないもの。それなら自然と、あこがれの野球チームのロゴマークを参考にしようと思う方が多くなるはずです。
それならあえて、世界の野球チームのロゴマークの傾向を知り、奇抜すぎず、かつ異彩を放つロゴマークを作るポイントを学びたいですよね。
そこで今回は、世界の野球チームのロゴマークの中から、ぜひアイデアを参考にしたいと感じる、魅力的なロゴマークをご紹介します!作成の際の参考にしてみてくださいね。
Point:世界の野球チームのロゴマーク アイデアを参考にしたい事例をご紹介
2.日本の野球チームで参考になるロゴマークとは?
まずは日本国内にある野球チームのロゴマークの中から、このアイデアは参考にしたい!と思うものを幾つかご紹介します。
まずご紹介するのは、東北楽天ゴールデンイーグルスのロゴマークです。
(画像引用元:ITmediaニュース)
このロゴマークのマネしたいポイントは、ロゴタイプのアレンジにあります。イヌワシをモチーフにしたというEとSにつけられた翼やフォントは、チーム名が分かりやすく、かつデザイン的にも遊び心も詰まっているロゴマーク。比較的筆記体のようなものが多いプロ野球チームのロゴマークの中でも目立ちやすいロゴマークだと言えます。
一方、企業がスポンサーとなるなら、企業のロゴマークを野球チームのロゴマークに反映するのもすてきですね。
プロ野球チームの中でも、スポンサー企業のロゴマークが強く反映されているのが福岡ソフトバンクホークスです。
(画像引用元:ソフトバンク)
シンプルかつわかりやすいこのロゴマークは、スポンサー企業が一目でわかるだけでなく、野球チームのロゴマークとしても映えるデザインとなっています。
また、野球チームのロゴマークはファンの思い入れなどもあり、デザインの凝ったものが多い傾向にあります。それならば、あえてシンプルにまとめてしまうのもひとつの方法ではないでしょうか。
Point:チーム名が分かりやすいものや、シンプルにまとめたロゴマークを用いてみては
3.海外の野球チームで参考になるロゴマークとは?
次に、海外のMBLの野球チームに目を向けてみましょう。
MBLにはたくさんの野球チームがありますが、なかでもシンプルかつ分かりやすいデザインといえば、シカゴ・カブスのロゴマークです。
(画像引用元:Chicago Cubs | Google+)
丸の中に大きなCが描かれているこのデザインは、シンプルながら他の野球チームのロゴマークと並べた時に、目を引くものとなっています。
また、アレンジしやすいため、チームグッズを作りやすいというのもポイントになっています。
チームが大きくなれば、関連グッズを作成することもあるでしょう。そんな時、ちょっとロゴマークをアレンジできると、グッズの幅も広がります。
Point:ロゴマークをアレンジしてグッズ展開を図るならシンプルでわかりやすいものを
4.まとめ
■野球チームのロゴマークは分かりやすさと遊び心が大切 ■企業のロゴマークを上手く反映させても吉 ■シンプルなロゴマークの方が映えることもある |