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スポーツユニフォームにロゴマークを入れる際の重要ポイント3つ

1.はじめに

子供の所属している野球チームや、ご自身が所属しているフットサルチームのユニフォームを作ることになったという話は、意外とよく聞く話です。
これは、オリジナルユニフォームを簡単に作成できるサイトが増えたことも一因にあるようで、素材などにこだわらなければ、かなり短時間でできるところもあります。カッコイイデザインにしたい、素材にこだわりたいなど、さまざまな思いを持って作られるオリジナルユニフォームですが、同時にロゴマークを作ろうという方が多いことも、傾向の一つのように感じます。

ロゴマークはチームの思いや目標をデザインとして形にしたもの。例えば仙台に拠点を置くプロサッカークラブ「ベガルタ仙台」のロゴマークは、勝利をもたらすワシの絵がモチーフとなっています。また、左右に配置された星は、わし座を構成する彦星を表しています。

ベガルタ仙台ロゴマーク

(画像引用元:Socceress

素敵なロゴマークを作成することは、ユニフォームデザインの質の向上はもとより、チームの団結力を高めることにもつながりますから、ぜひ作成したいところ。しかし、あるポイントを見落としてしまうと、せっかく作成したロゴマークが使えなくなってしまうこともあります。
そこで今回は、スポーツユニフォームにロゴマークを入れる際に、確認しておきた重要ポイントを3つご紹介します。

Point:スポーツユニフォームにロゴマークを入れる際、確認しておきた重要ポイントとは

2.ユニフォームの規定を確認する

ユニフォームを作成する際、必ず確認しておきたいのがユニフォームに関する規定です。例えば日本サッカー協会では、ユニフォーム規定が設けられています。
内容を見てみると、例えばユニフォームの色彩については「チームのユニフォーム(ゴールキーパーのユニフォームを含む)のうちシャツの色彩は、審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得るものでなければならない」と書かれています。

同じようにロゴマークに関しても、「シャツの場合は胸の位置に一カ所、大きさは20平方cm以内」などと、ユニフォームごとにかなり細かく規定が設けられています(2015年1月現在)。
プロサッカークラブ以外でも、こうした規定が設けられている可能性があります。せっかく作成したロゴマークが、この規定に入らなかったり、ロゴマーク自体のデザインが細かいために、小さくするとよくわからないとなると、もったいないですよね。ロゴマーク及びスポーツユニフォーム作成の際は、必ず確認しておきましょう。

※関連サイト:日本サッカー協会

Point:各リーグや団体などに設けられているユニフォーム規定を必ず確認しよう

3.はがれ落ちにくい素材を選ぶ

既にユニフォームを作成しているスポーツチームの場合、後づけでロゴマークを貼り付ける場合もあるでしょう。その場合は、できるだけはがれ落ちにくい素材のものを選ぶことが大切です。
特にスポーツは動きが激しいため、素材によっては意外とすぐにはがれ落ちてしまうことも。また、熱を加えてロゴマークを貼り付ける場合、ユニフォームの素材が熱に耐えられないことも考えられます。
ロゴマーク自体の素材はもちろん、既存のユニフォームの素材も考慮した上で、はがれ落ちにくい素材を選ぶようにしましょう。

Point:後づけでロゴマークを貼り付ける場合は素材に注意

4.オリジナリティの高いデザインを採用する

最後は意外と多くの方が陥るポイントです。憧れのチームや選手のデザインをモチーフに、ロゴマークを作成する方がいらっしゃいますが、これはできればやめたほうがよいでしょう。
素人のチームのロゴマークだからいいんじゃないかと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違い。あまりに酷似していると、著作権の問題が絡み、使用できなくなる恐れもあります。

せっかくロゴマークを作るなら、自分たちで一から考えだしたオリジナルの方が、モチベーションも高まるというもの。デザインが苦手な場合は、ロゴマーケットのようなサイトで、ロゴマークを購入してもよいでしょう。
いずれにしても、できるだけオリジナリティの高いロゴマークを作成することが、著作権という側面でも、チームの団結力という側面でも大切なのです。

Point:オリジナリティの高いロゴマークを作成しよう

5.まとめ

ユウ局員 ■スポーツユニフォーム作成の場合、ユニフォームに関する規定がないかをまず確認しよう

■オリジナリティが高いロゴマークを作成することで、チームの団結力を高めよう

■後づけでロゴマークを貼り付ける場合は、素材に注意しよう
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