(画像引用元:笑っていいとも! | フジテレビ)
1.はじめに
2014年も残り僅か。今年もさまざまなニュースが世間を飛び交いました。そんな数多くのニュースの中から、特に関心を集めた企業・団体・番組のロゴマークについて取り上げます。それぞれ強い思いが込められていますので、ロゴマーク作成の参考にしてみては?
2.ソチ五輪
(画像引用元: Sochi 2014 Winter Olympics | Olympic Videos, Photos, News)
2014年2月に行われた、世界的なスポーツの祭典「ソチ五輪」。日本人が多く活躍したことでも注目を集めました。
「sochi.ru 2014」と青字で書かれたロゴマークは2009年に発表されたもので、「.ru」はロシアのドメイン名を表しています(日本だと「.jp」が国のドメイン名となります)。
ドメイン名がロゴマークに使用されたのは今回が初めて。また、これまでは「.com」が主流でしたが、「.ru」という一国ののドメイン名が使われるのも、実は今回が初めてということです。ロゴマークには開催国の文化や特徴が反映されるものですが、ドメイン名で国の特徴が示されるという初の試みが行われた五輪のロゴマークだったのかもしれません。
Point:ドメイン名で特徴を示すのもロゴマークの手法の一つ
2.JAXA
(画像引用元:ファン!ファン!JAXA!)
「はやぶさ2」の打ち上げ成功が記憶に新しいJAXA。「はやぶさ2」のロゴマークについては「夢を乗せて…小惑星探査機「はやぶさ2」キャンペーンロゴマーク決定」でもご紹介しましたが、JAXA自身のロゴマークにも、素敵な想いが込められています。
JAXAの「A」の部分は、宇宙に浮かぶ星を表しており、この星には希望や誇り、探究心といった職員たちの熱い想いが込められているそうです。また将来的な人類の希望の光、という意味も込められているとか。団体の熱い想いが伝わる、すてきなロゴマーク事例ですね。
Point:団体を象徴するものを掲げ、その想いを乗せることで、ロゴマークも素晴らしいものになる
3.笑っていいとも!
(画像引用元:笑っていいとも! | フジテレビ)
2014年3月、32年という歴史に幕を閉じた国民的長寿番組「笑っていいとも!」。そのロゴマークはスタートから最終回まで変わらなかったといいます。また、お昼の番組ということもあり、このロゴマークにはポジティブさや勢いの良さが視聴者に伝わるようにデザインされたということです。
ちなみにこのロゴマークは、オープニングで旗の部分がはためき、動きが加えられます。動画などでロゴマークを使用するときには、動きを加えてみるのもいいかもしれませんね。
Point:愛されるロゴマークは長く使われる。動画やサイトで使用する際には、動きを加えてもよい
4.まとめ
■ロゴマークに特徴を加える方法はさまざま。より印象に残りやすいロゴマークを作成しよう ■ロゴマークには熱い想いを乗せよう ■サイトや動画に使うなら、ロゴマークに動きを付けるのもアリ |