ロゴのブラッシュアップとは？プロに任せるべき３つの理由

ロゴは作成したらそれで終わりではありません。作成後はロゴのもたらす効果や浸透具合を見ながらブラッシュアップする必要があります。

ブラッシュアップは自社で行う方法とプロに任せる方法がありますが、より効果的に行うためにはプロに任せることをおすすめします。

ここではブラッシュアップする際に知っておきたいことや気を付けた方がよいことをまとめました。完成度が高いロゴは飽きることなく長く愛されます。そんなロゴを作りたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

ロゴのブラッシュアップとは

ブラッシュアップとは磨き上げること。すでにあるものに手を加えてより良くすることを意味します。

ロゴにおけるブラッシュアップとは、すでに完成しているロゴを、もっと魅力的なものにするために、修正を加えることです。複数の目で見てもらったり、第三者の意見を取り入れたりしながら、ロゴを客観的に評価できることがブラッシュアップするメリットの一つです。

客観的な評価を元に、より多くの人に受け入れられるロゴに改良しましょう。また、ロゴを実際に使ってみて使い勝手がわかることも。どんなシーンでも使えるようにブラッシュアップしていく必要があります。

ただし、中途半端な変更を繰り返すことで、マイナスな印象を与えることも。そのため効果的にブラッシュアップをすることが大切です。

ブラッシュアップではどんなことをするの？

ブラッシュアップをする際は、ロゴが企業の想いを的確に伝えることができているかを検証します。

どんなに素晴らしい企業理念も、伝わらなければ意味がありません。ターゲットに届くようなわかりやすさと親しみやすさがあるかなど、第三者の目線で確認することはとても重要な意味を持ちます。

ロゴのデザインを完成されたものにするためには、配置のバランスに気を付け、視覚的に調整を重ねましょう。

形の調整

ロゴは常にカラーで使うとは限りません。単色で使うケースもありますので、色にたよらず形で企業理念を表現することが求められます。

媒体によってロゴの大きさが変わる点も重要なポイント。小さくすると見づらくなるようなデザインは避け、想定される1番小さなサイズでも正しく伝わるロゴにしましょう。

目の錯覚を考慮した視覚調整も効果があります。ロゴを拡大してみると、直線や曲線が交差する部分に歪みが見つかることが多くあります。また縦線と横線では同じ幅でも、目の錯覚で横線のほうが太く見えることも。

このような小さなズレが、見る人に違和感を覚えさせる原因となりますので、丁寧に修正していくことがロゴの完成度を高めるのです。

フォントの調整

フォントも形と同様に、デザインの完成度に重要な役割を果たします。既存のフォントに丸みを付けたりシャープにしたりと手を加えることで、細やかな表現が可能になります。

また文字の重心を下げると安定感を、上げると軽快な感じを見る人に与えることも重要です。表したいものに合わせてフォントを調整しましょう。

文字間の間隔も、読みやすさや美しさを追求する上でこだわりたいポイント。間隔を調整することで、見る人にわかりやすくに親切なロゴになります。

色の調整

色は見る人の印象を左右します。ロゴのテーマカラーと企業イメージが合っているか、それぞれの色の特徴を理解し適切に配置しているかを検証しましょう。

好感を持たれるロゴを作るには、色数を多くしないこととメリハリをつけることが大切です。またユニバーサルデザインに配慮することも忘れてはいけません。

たくさんのパターンを作成し、どの配色がしっくりくるかを話し合って決めるのがいいでしょう。

ロゴのブラッシュアップをプロに任せるべき3つの理由

ブラッシュアップをプロに任せることをおすすめする理由が3つあります。

経験が重要

ブラッシュアップは色や形、そしてフォントなどデザインにおけるさまざまな点について検証し、必要に応じて修正していく作業です。繊細で緻密な作業になるため、多くの時間を費やします。プロに任せることで効率よく業務を行えるようになります。

また、正解がなく経験に頼ることが多い作業ですので、プロに任せるのが安心です。

多媒体に対応

ロゴはあらゆる場面で使われることを想定して作成します。媒体ごとに大きさが変わるのでその度に雰囲気が変わってしまってはいけません。

そのため出力するデバイスや媒体によって発色が変わらないかも確認が必要です。縦横の比率やロゴまわりの余白を正しく設定してマニュアルにしておけば、媒体が変わってもイメージを変えることなく安定したメッセージを届けることができます。

正確なマニュアルを作りたいならプロに任せるのがおすすめです。

ロゴはブランディングの要

ロゴは企業イメージに直結する重要なものです。丁寧に作りこまれていれば、ブランドに対する信頼感もあがります。

一方、ズレや違和感を放置していると、雑でいい加減といったような、悪い印象を与えてしまう可能性もあります。デザインの完成度を高めて長く愛されるロゴにブラッシュアップしましょう。

おわりに

ロゴのブラッシュアップはプロに任せた方が良い理由をあげました。自分たちでブラッシュアップすることもできますが、ロゴを効果的に活用するために、プロの力を借りることも選択肢の一つに入れておくのがおすすめです。