画像引用元:モイ株式会社
日本ではすっかりおなじみになり、たくさんの人が楽しんでいるライブ動画配信。SNSの普及にともなって、一般の人でも多くの視聴者を獲得できるようになると、続々と新しいサービスが登場するようになりました。そんな中、若者を中心にユーザー数を増やしているのが「ツイキャス」です。
「ツイキャス」はスマホ一台あれば簡単にライブ配信を始められるため、その手軽さから年々登録者数を増やしています。
運営する会社はモイ株式会社。「モイ」とは、フィンランド語で「こんにちは」を意味する言葉。社長がフィンランドに行った時に気に入って社名につけたといいます。この話がユーザーの間に広がって、いつしか「モイ!今日も配信始めます!」という合言葉が生まれたという、おもしろいエピソードが語られています。
そんなモイ株式会社は2020年、ツイキャスのサービス名とロゴの大胆な変更を発表しました。そこにはどんな思いが込められて、どこが大胆だったのか。今回は、そんなツイキャスの新ロゴについてご紹介します。
モイ株式会社のサービス「ツイキャス」の歴史
ツイキャスは「みんなの好きが集まる場所。」をコンセプトにして、2010年からサービスが開始されました。開始当初は「TwitCasting Live」というサービス名でiPhoneのみ対応でした。それでも開始2週間で3万ライブが配信されるなど急速に普及し、翌年にはアンドロイド版アプリも登場。一気に世界中のユーザー獲得が実現しました。
立ち上げ当初の運営会社はサイドフィード株式会社でしたが、ツイキャス事業に集中するため、2012年に新法人「モイ株式会社」を設立。現在はモイ株式会社で運営管理を行っています。
特に日本国内での登録ユーザー数は、アプリ分析ツールの「App Ape」によると2020年6月現在の月間アクティブユーザー数が1位を獲得しています。2022年3月時点で登録ユーザー数が3000万人を超える、日本を代表するライブ配信サービスです。
ツイキャスの大胆な新ロゴのポイントとは
今回のロゴマーク変更は、サービス名の変更とともに行われました。
これまでの「TwitCasting Live」ロゴマークは、鮮やかなブルーを使った色合いになっています。
画像引用元:モイ株式会社
今回のロゴマーク変更は、サービス名の変更に伴って行われたもので、サービス名をそのままシンプルにカタカナ表記。武骨なゴシック体を少し崩してPOPさも取り入れた独特のフォントにしています。
前作の軽やかなロゴから一転して、落ち着いた色合いで印象に残るデザインに仕上がっているのが特徴です。
画像引用元:モイ株式会社
ちなみに名称変更は日本版に限ったことで、海外ではこれまでと同じサービス名を継続するとのこと。
このような施策はとても珍しいことです。それだけ日本のユーザーを大切にしながら、今後もどんどん利用者を増やしていきたいというモイ株式会社の想いが込められているのではないでしょうか。
サービス名とロゴを一気に変更するという大胆さで、ツイキャスは今後も世間を騒がせてくれるという予感を感じさせるようなお話ですね。
参考サイト:
モイ株式会社
ITmediaNEWS
PRTIMES
「App Ape」
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