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画像引用元：スタートアップ交流拠点CO-DEJIMA
国内外で注目されているさまざまなロゴマーク。多くの人の記憶と印象に深く刻まれるのには、実はさまざま理由があります。
その「理由」を知らないと、ロゴマーク作成で損をする可能性があるかもしれません。
そこでロゴマークラボでは、世の中に出回っているロゴマークの中から、皆様に「作成する上でこれは知っておいてほしい！」「参考にしてほしい！」というものをピックアップし、そのポイントをご紹介しています。
今回は長崎にある、起業を目指す人の交流拠点「スタートアップ交流拠点 CO-DEJIMA（コデジマ）」を取り上げます。
スタートアップ交流拠点CO-DEJIMAについて
スタートアップ交流拠点CO-DEJIMAは、長崎県に設立された新事業創出支援のためのコワーキングスペースです。
長崎文化をモチーフとした施設では、スタートアップ企業や学生などがセミナーや交流会などのイベントを行い、さまざまな交流から新しいサービスを作り出しています。
起業準備中の方や起業して間もない方に対する無料相談会などで、事業計画の作成のアドバイスを行っています。
CO-DEJIMAのロゴマークの由来
「出島」の「出」の漢字で、船を表現したCO-DEJIMAのロゴマーク。新しい事業を始める方たちの「船出」を応援するという意味からこのロゴになったそうです。
江戸時代、日本で開かれていた唯一の街、長崎の出島から、新たなチャレンジに取り組む起業家を応援し、地域の発展を目指しています。
ロゴ作成の参考にしたいポイント
漢字をモチーフにすると、和風のイメージが強くなりますが、このCO-DEJIMAのロゴは、どこか「ハイカラ」なイメージを感じさせます。それは、黒一色のシンプルな色使いと、力強くたくましい船の形から来るのかもしれません。
黒は、白や灰色など、色味を持たない無彩色と言われています。高級感があり、センスの良さを感じさせ、威厳や重厚感など強い力のイメージを与えます。
昔から新しい文化を吸収してきたセンスある長崎・出島の場所から、新しく始める事業を力強く応援する、という思いを感じることができます。
また、「DEJIMA」の文字のロゴタイプはシンプルなゴシック体です。ゴシック体は、「力強さ」や「落ち着き」を感じさせ、ロゴマークとのバランスも絶妙です。
一方、フェイスブックアカウントで使われているロゴ。背景色をオレンジ色にすることにより、黒のロゴマークをよりいっそう目立たせています。黒に活発なイメージのオレンジの色の組み合わせは、メリハリの効いたおしゃれでカッコいい印象を与えます。
参照：https://www.facebook.com/codejima/
長崎で新しいスタートを切ろうとしている方たちを応援している、スタートアップ交流拠点 CO-DEJIMAのロゴの作成ポイントは、「応援する力強い気持ちをおしゃれに」表現しているところでしょうか。特に黒の強い色使いは、参考になるのでは。
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