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責任感が高まる?備品にロゴマークを付ける意味とは

責任感が高まる?備品にロゴマークを付ける意味とは

1.はじめに

取引先から資料をいただく際、社用封筒に入ったものを受け取ることがよくあります。そんな時、ロゴマークが入っている封筒を見ると、ついまじまじと見てしまう、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

社用封筒にかかわらず、会社の備品にロゴマークを入れる企業は少なくありません。しかしロゴマーク作成時や変更時には、新たなものを発注し直さなくてはならなかったり、旧ロゴマークの入ったものが使えなくなってしまうといったこともあります。
こうした手間やコストを惜しんでも、ロゴマークを備品に付ける意味は果たしてあるのでしょうか?

今回は、備品にロゴマークを付ける意味について、社内外それぞれの観点から考えてみます。

Point:備品にロゴマークを付ける意味とは?

2.社外に向けた意味

まずは社外に向けた意味を考えてみましょう。
備品にロゴマークを付けている企業のほとんどは、社外へのアピールを目的にしているのではないでしょうか。
例えば冒頭でご紹介した封筒の場合、ほとんどの企業が社名や住所、電話番号といった文字情報を入れていますよね。確かにそれだけでも、どの会社の封筒なのかを判別することは可能ですが、ロゴマークのようなイラストの方が、文字情報よりも認識しやすく、また記憶に残りやすいため、相手に認知されやすいというメリットを持っています。

初めて取引をする企業や、これから関係を持ちたいと考えている企業に対して御社を知ってもらおうとする場合、本当は企業名を覚えてもらうことが一番ですが、多くの取引先を抱えている企業が相手だと、なかなかそうも行きません。そんな時、社名よりも先にロゴマークを覚えてもらえれば、相手に「あのロゴマークの企業」という印象が残りますし、そのデザインによっては「なぜこのロゴマークを使っているの?」と、話のタネになることもあります。

見る者に、文字情報よりもさり気なく、かつ効果的にインパクトを与えてくれるのは、ロゴマークの利点の一つです。備品にロゴマークを付けることで、こうした効果が見込めるなら、ぜひ備品にロゴマークを付けたいですよね。

Point:文字情報よりもインパクトのあるロゴマークを備品に使えば、社外に対してアピールできる

3.社内に向けた意味

もう一つ忘れてはならないのが、社内に対する効果です。
当然ですが、備品は企業の利益から捻出するものであり、封筒一つ、名刺一つ、領収書一枚使用するだけでも、企業にとってはコストとなります。しかし、残念ですが社員やパート、アルバイトの中には、こうした備品を大切に扱わない方もいらっしゃいます。

社員一人ひとりが責任を持って備品を管理するためには、「備品はコストである」「どれを取っても企業の大切な資産である」ことを社員に認識させる必要があります。その認識を高めるために、ロゴマークが大いに役立ちます。
ロゴマークが入っていると、それだけでなんだか取り扱いに対する責任感が生まれ、捨てづらくなるもの。特に、対社外では使用しない出金伝票やメモ帳など、無駄遣いしてしまいがちなものにつけておくと、コスト意識を高めることができます。

社内で備品管理やコスト削減に努めるなら、こうした取り組みが功を奏するかもしれません。もちろん今ある備品を全てロゴマーク付きに切り替えることは難しいですが、できるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

Point:社内に対して備品を扱う責任感を高める効果がある?

4.まとめ

ユウ局員 ■備品にロゴマークを付ける意味は社内外どちらにもある

■社外に対して企業をアピールするためにロゴマークを使う

■社員に責任をもって備品を扱ってもらうためにもロゴマークが有効
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