画像引用元:第99回東京箱根間往復大学駅伝競走
1920年からはじまり毎年1月2日と3日の2日間で開催される関東の大学対抗で競う箱根駅伝。正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」というそうです。今では日本のお正月の風物詩にもなっていますよね。今年も暑い熱戦の繰り広げられた箱根駅伝テレビの前で釘付けになっていた方も多いのではないでしょうか?今回は第99回箱根駅伝に出場した大学のロゴマークTOP5をご紹介していきます。
1位 駒澤大学
画像引用元:駒澤大学
出場回数:57年連続57回目の出場。学生3大駅伝である、出雲、全日本、箱根の3冠達成の偉業を成し遂げた史上5校目の大学でもあります。
駒澤大学のロゴマークは頭文字の「K」をモチーフに理念である仏教の教えと禅の心を象徴的に示したものだそうでう。紫、黄色、緑の3色で構成されており紫のパーツが「栴檀の葉」で過去から未来へと真っ直ぐに力強く伸びつつある様を表しているそう。また、中有王の膨らみは常に「今」という現実を重視する姿勢が示されています。そして、黄色のパーツは耀耀たるエネルギーの輝きであり、活動であり、慈悲のはたらきを表しています。菱形の緑のパーツは知性と知恵を表現したもので、上部にあるのは「しなやかな、意思。」というスローガンとともに配置された和文スローガンロゴになります。
2位 中央大学
画像引用元:中央大学
出場回数:6年連続96回目の出場。
印象的な朱色のロゴマークは「C」の文字がモチーフとなったシンプルなデザインと伝統ある独自書体の「中央大学」を組み合わせたものだそうです。ロゴマークに添えられたユニバーシティメッセージの「行動する知性。」には伝統的な”実学”に変化しながら発展する大学、常にポジティブな姿勢でのぞむといったメッセージがこめられています。
3位 青山学院大学
画像引用元:青山学院
出場回数:15年連続28回目の出場。
1952年に図案を学生から公募して決定したこちらのロゴマークは基本原型である信仰を象徴する「盾」と「山形」モチーフの美しいデザインです。山形のAとGは青山と学院の頭文字であり盾は「信仰を盾として」(新約聖書 エフェソの信徒への手紙6章16節)からきたもので、信仰の象徴を示しているそうです。「中央および左右の先端は尖って高峰のごとく、側面の弧は豊かな頬を思わせるふくらみを持ち、全体が均整のとれた4つの弧で囲まれているようなもの」が正しい形状とされているようです。
4位 國學院大學
画像引用元:國學院大學
出場回数:7年連続16回目の出場
親しまれた創立120周年記念シンボルマークを基調としたロゴマークで、頭文字の「K」をモチーフにしたデザイン。Kの文字と赤紫色のスクールカラーを用いることで伝統を礎に新時代へ飛翔するイメージを象徴したロゴマークだそうです。創立120周年記念シンボルマークの製作者でもある濱田良章氏のデザインで「これから巣立つ後輩諸氏にも、國學院の名を誇りに活躍してほしいと躍動感のある造型をめざした。今回手がけることができたことを光栄に思います」とコメントされています。
5位 順天堂大学
画像引用元:順天堂大学
出場回数:12年連続64回目の出場
順天堂のロゴマークは学是である「仁」を意匠化したもので、順天堂に集う者すべてが目指す理念を表現したものだそうです。スクールカラーである「江戸紫」を用いた高級感の感じられるロゴマークですね。
まとめ
大学、学校ということで、どの学校のロゴマークも伝統と格式の感じられるデザインでしたね。ロゴマークやスローガン、ユニバーシティメッセージなどを通して広く社会にアピールするとともに、在校生や卒業生が一致団結する重要なアイテムでもありますね。FS
参考サイト:
第99回東京箱根間往復大学駅伝競走
日テレ「箱根駅伝」