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思わず二度見するアパレルロゴマークを作る2つのコツ

思わず二度見するアパレルロゴマークを作る2つのコツ

1.はじめに

一つのメーカーが複数のブランドを持つことも多いアパレル業界。たとえ同じ企業が展開しているブランドでも、興味のあるブランド以外は、あまり良く知らないという一般消費者も少なくありません。
そんなアパレル業界で生き残っていくためには、他業態以上に消費者に興味を持ってもらうことや知ってもらうことが大切です。「うちのブランドは間違いなくかっこいい!ハマればきっとユーザーも振り向いてくれるはず!」と思っていても、振り向かせることができなければスタート地点に立つこともできません。

認知度を高めたり、企業の想いを広く素早く多くの人に認識してもらう方法の一つに、ロゴマークを作成するという方法があります。文字よりも視認性が高く、デザインでブランドの色を出すことができるロゴマークは、まさにアパレル業界にうってつけの販促アイテムの一つです。
そこで今回は、思わず消費者が二度見したくなるような、一度見たら忘れられないロゴマークを作るためのポイントを2つご紹介します。

Point:一度見たら忘れられないアパレルロゴマークを作るポイントとは?

2.遊べるロゴマークを目指す

前述のとおり、ロゴマークは販促アイテムという側面も持っていますが、同時にブランドや企業、商品を象徴するものでもあります。
だからこそ、そのデザインや方向性についてしっかり吟味する必要があるのですが、アパレル業界で使用するロゴマークの場合は、少し遊び心をもたせることで、良いロゴマークができることもあります。

遊び心というのは、奇をてらったデザインにするという意味ではなく、アレンジを加えやすくするという意味です。
その例として、ユニクロのロゴマークが挙げられます。ユニクロのロゴマークは、赤字に白の文字がデザインされたロゴマークとして、多くの人に知られています。このロゴマークは、販促企画などでアレンジされることが多いロゴマークの一つ。
例えば下記は、2013年に人気ゲーム「モンスターハンター4」とコラボした際に作られたロゴマークです。

思わず二度見するアパレルロゴマークを作る2つのコツ
(画像引用元:GAME Watch

また、下記はビックカメラとユニクロが共同出店した商業施設「ビックロ」のロゴマークです。

思わず二度見するアパレルロゴマークを作る2つのコツ
(画像引用元:UNIQLO

どちらも基本的な形は同じですが、アレンジすることで新しいものに生まれ変わり、その都度人々の注目を集めています。
アパレル業界は、他の業界や有名デザイナーとコラボして、新商品を生み出すことも多い業界です。少し遊べるロゴマークにすることで、こうした機会に消費者にロゴマークを覚えてもらいやすくするというのもひとつのポイントです。

Point:効果的に露出の機会を増やすために遊べるロゴマークを目指そう

3.シンプルなものを目指す

ブランドによっても異なりますが、多くのアパレルブランドでは、パンツやインナー、アウターやシューズなど、さまざまな種類のアイテムを展開しています。もちろんその色展開もさまざまですよね。
こうした色や形の異なるアイテム全てに馴染むロゴマークを目指すなら、できるだけシンプルなものを目指すことをおすすめします。

実際、アパレルロゴマークの多くは、シンプルなものが多く、シンボルマークのないロゴタイプだけのものも珍しくありません。ロゴマークは企業の想いやテイストを消費者に伝えるものですが、あくまで手段でしかありません。もちろん時にはロゴマークが主役になることもありますが、あくまで主役はアイテム。アイテムのテイストを邪魔しないロゴマークが、アパレルブランドにとって良いロゴマークなのではないでしょうか。

Point:ロゴマークが主張しすぎないロゴマークを目指そう

4.まとめ

ユウ局員 ■思わず二度見するようなロゴマークとは「遊び心を持たせること」「シンプルなこと」

■遊び心とは奇をてらうことではなく、アレンジしやすく、変化の度に人々の注目を浴びるものと言う意味

■シンプルなものほどアイテムに馴染みやすい
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