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【鉄道】JRグループのロゴマークとロゴ作成の参考になるポイント

【鉄道】JRグループのロゴマークとロゴ作成の参考になるポイント

国鉄の民営化に伴い設立されたJRグループ。今回は、JRグループのロゴマークに触れ、ロゴ作成の参考になるポイントを探ります。

グループ共通のシンボルマークを作りロゴマークに統一感を持たせたい方や、動きのある製品やアイテムに使用するロゴマークをお考えの方はご注目ください。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

JRグループの歴史とロゴマーク

高度経済成長期の中で自動車が普及し、国鉄が持っていた他の交通機関に対する優位性が、旅客だけではなく貨物ともに急速に失われていくことになりました。地域の実情に合わせた経営ができるように国鉄が民営化され、今のJRグループになりました。

参考:日本デザインセンター「JRグループ CIデザイン

JRグループのロゴマーク

JRグループのCIデザインは日本デザインセンターが手掛けています。


画像引用元:JRグループ CIデザイン | 日本デザインセンター

こちらは1987年に国鉄の民営化に伴い作成されたものです。鉄道車両は両方向に進行するので、車両が右・左のどちらに動いても違和感のないようにデザインされています。高速走行中の視認性にも配慮された太さです。

ロゴ作成の際に参考にしたいポイント

JRグループのロゴマークは、横に広がるシンプルな一筆書きの形状をしています。これによって電車のスピード感をあらわしています。

また、多彩なグループ会社を抱えており、ロゴも企業によって使い分けているのも参考にしたいポイントです。JRのシンボルマークを共通させ、社名と色を変更することで、グループ企業の統一感を出しつつオリジナリティを高めているのです。

そしてもう1点注目したいのが、「JR」も文字を重ねてシンボルマークとしている点です。

文字をただ並べただけではなく手を加えていますが、可読性は失われていません。走る電車を眺めても、ロゴが読めるのは凄いですよね。用途にしっかりと向き合い考えることの重要性を改めて認識できます。

電車に限らず、動きのはやいものはどうしても可読性や視認性がさがってしまいます。工夫を凝らすと共に検証を重ねて、どんなときにも視認しやすいロゴを作りましょう。

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