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一度見たら忘れないロゴマーク | フジテレビ

一度見たら忘れないロゴマーク | フジテレビ

(画像引用元:Wikipedia

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、8ちゃんねるとしてもお馴染みの「フジテレビ」のロゴマークを取り上げます!

1.フジテレビの歴史とロゴマークの由来

フジテレビが誕生したのは、1957年のこと。当時は「富士テレビ」という企業名でしたが、翌年には「フジテレビジョン」に名称変更しています。ちなみに、仮決定されていた企業名は「中央テレビ」だったそうです。

開局当初から1984年までは、NTTのダイナミックループや1964年の東京オリンピックのポスターもデザインした、亀倉雄策氏の「8」をモチーフにしたロゴマークが使われていました。

お台場にある、有名な8ロゴオブジェは、旧ロゴマークを重ねてデザインされたものです。

一度見たら忘れないロゴマーク | フジテレビ
(画像引用元:放送まにあ 試験電波発射中!!

そんなフジテレビの現在のロゴマークといえば、1985年から約20年以上愛され続けているこちらのデザイン。

一度見たら忘れないロゴマーク | フジテレビ
(画像引用元:Wikipedia

シンプルな構成ながら、一度見たら頭に焼き付いて離れないほど印象的なデザインは、指定コンペの結果選ばれた、イラストレーター・吉田カツ氏の作品です。吉田カツ氏といえば、ANAの機内誌「翼の王国」の表紙デザインや、キリン一番搾りの美味しくて喜ぶ顔などをデザインしたことで知られています。

現在はフジテレビだけでなく、フジサンケイグループ共通のロゴマークとして使用されているため、産経新聞やBSフジなど、さまざまな場所でこのロゴマークを見かけることができます。

2.社の結束を強くするためのロゴマーク

フジテレビが亀倉氏のロゴマークから、吉田氏の目玉のロゴマークに変更した経緯には、グループをもっと強化したいという当時のグループ議長の思惑があったそうです。

スモールスタートで始めた企業も、気がつけば大所帯の企業になっていた、ということは珍しくありません。特に昨今は、日本でも創業やスモールスタートで事業を始める若者が、少しずつですが増えています。

いつまでも小さな企業だと思っていると、企業の規模がどんどん大きくなってしまい、いつのまにか、いわゆる大企業病にかかってしまう、なんてこともあります。企業を見直すという意味でも、ロゴマークを見直し、組織力を高めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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