(画像引用元:オンワード樫山)
さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は、大手アパレル会社として知られるオンワード樫山の人気ブランド「自由区」のロゴマークを取り上げます!
1.自由区のロゴマークの特徴とは
主に40代の女性をターゲットにしたブランド「自由区」は、その名の通り、さまざまなシーンに対応できる、自由かつ上品な着こなしを楽しめるファッションブランドです。デザインがシンプルモダンということもあり、ターゲット層の40代だけでなく、30代女性にも人気のあるブランドとして知られています。
自由区のロゴマークには、そんなブランドのコンセプトがしっかりと込められています。
(画像引用元:オンワード樫山)
漢字それぞれに自由な線をひとつ入れることで、ロゴマーク全体が遊び心のある、おしゃれな印象に仕上がっています。元々の文字が明朝体に近いので、上品でしっかりとした雰囲気があるところも、ブランドコンセプトにマッチしていますよね。外しすぎずかっちりとしすぎない大人のブランド、というイメージが伝わる、ステキなロゴマークではないでしょうか。
2.オンワード樫山のその他のブランドロゴ
オンワード樫山には他にも組曲など、多数のブランドを有していますが、中でも自由区と名前の似ているのが、23区というブランドです。
(画像引用元:オンワード樫山)
オンワード樫山が有するブランドの中でも有数の人気ブランドで、23区のメインターゲットは30代女性ですが、実際には40代や20代後半の女性からも高い支持を得ています。
自由区に比べて、よりカジュアルなブランドですが、ロゴマークが比較的かちっとした印象なのは、「シンプル&ベーシック」というブランドコンセプトに合わせたものかもしれません。「区」という漢字の一部分を赤く塗ることで、他とは違ったイメージを有するブランドだという印象を受けますね。
どちらも漢字をうまくアレンジした、特徴のあるロゴマークです。漢字をアレンジしてロゴマークを作成するというのは、一見簡単そうに見えて、実は結構難しいもの。漢字が持つ意味なども理解しておいたほうが、ロゴマーク作成に役立つかもしれませんね。
※参考サイト
オンワード樫山
※参考書籍
日本語のロゴ(編集:フレア,グラフィック社編集部)