(画像引用元:上越教育大学)
世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は新潟 上越教育大学が、ロゴマークとイメージキャラクターをリニューアルというニュースをご紹介します。
また記事内では、他の教育大学がどんなロゴマークを採用しているのかについても調査してみました。
新潟 上越教育大学がロゴマーク刷新!
2014年10月30日、新潟県上越市にある上越教育大学が、ロゴマークリニューアルと、イメージのリニューアルを発表しました。
ロゴマークはこちら
(画像引用元:上越教育大学)
学内に実際に保全されているという里山「緑の小道」を表すグリーンカラーと、「古くからそこに生育し,風雪に耐えて緑を維持し,春を経て清々しい若葉とともに可憐な花や実をつける植物」をモチーフにしたと語る今回のロゴマーク。
今回の上越教育大学のように、企業が掲げるコンセプトと特徴(今回であれば「緑の小道」)をロゴマークに掲げるというのは、ロゴマークの考え方としてとても素晴らしいと思います。
また、今回はある意味ロゴマークよりも印象的な、イメージキャラクターも発表されています。
(画像引用元:上越教育大学)
にやりとした口元が印象的なこのキャラクターは、構内の公募で集まったものの中から、投票により最も票数を集めたものを採用したそうです。
その名も「マナーブ・デ・ジョーキョー先生」。一度見たら、忘れられないキャラクターですね!
このキャラクターにも、もちろんコンセプトが込められています。
校舎をモチーフにしたこのキャラクター、背中のマントは将来への飛躍を表しており、雪に耐えうる丈夫な体を持っているとか。
「感動屋で涙もろい性格」という人間味のある設定も、人を育てるという教育大学ならではの、良い設定ではないでしょうか。
他の教育大学はどんなロゴマークを使ってるの?
今回は上越教育大学だけでなく、他の教育大学のロゴマークについてもチェックしてみました。
奈良教育大学
(画像引用元:学章・シンボルマーク・キャラクター)
上越教育大学同様、ロゴマークとイメージキャラクターを持つ奈良教育大学。
ロゴマークには雲がモチーフとして使われていますが、世界中に広がる雲のように、人と人との架け橋となってほしいという、大学側の思いが込められています。
また、イメージキャラクターの「なっきょん」は、角の代わりに新芽を採用。「人を育てる」という思いが伝わるイメージキャラクターとなっています。
大阪教育大学
(画像引用元:校章・ロゴマークについて)
大阪教育大学では、ロゴマーク以外にロゴタイプについても、しっかりとした考えのもとで作られています。
ロゴマークのポイントとしては、「教育」「信頼」といった、大学のアイデンティティが感じられること、そして未来へ羽ばたくという意味を込めて、卵の形が採用されているところなどです。
大学も今や、独自の特色を持たねば生き残りが難しい時代となりました。こうしたロゴマークやイメージキャラクターを活用し、ぜひ学校独自の素晴らしさを世界中に認知したいですね。
※参考記事
新ロゴマークとイメージキャラクターを発表しました。(上越教育大学)
学章・シンボルマーク・キャラクター(奈良教育大学)
校章・ロゴマークについて(大阪教育大学)