(画像引用元:北アルプス山麓 大町温泉郷)
世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は大町温泉郷が50周年を記念して、ロゴマークを作成したというニュースから、観光地PRのための記念ロゴマークの作り方について考えます。
大町温泉郷は、長野県にある温泉郷の一つで、豊かな自然に囲まれた観光地です。周辺には黒部ダムやスキー場などがあり、2015年2月には澄み切った空に花火が打ち上がる「大町温泉郷夢花火と音の祭典」が開催されるなど、季節を問わずにさまざまなイベントを楽しむことができる場所です。
そんな大町温泉郷が、2015年度で50周年を迎えるということで、観光地PRの新たな起爆剤の一つとして記念ロゴマークを公募。この度そのロゴマークが決定したとのことです。
「松竹120周年で記念ロゴマーク作成!記念ロゴマークのポイントは?」でもご紹介したとおり、アニバーサリーごとにロゴマークを作成し、PRの一環として使用することは、決して珍しくはありません。
ただ、企業や商品のアニバーサリーをPRするものとは異なり、観光地PRのためのロゴマークには、それぞれの地域の特性が一目でわかる工夫が必要です。
企業や商品の場合、企業の認知やブランド力を高めることが目的だったり、ユーザーから長く愛されていることを記念ロゴマークを通して広く世間に知ってもらうことによって、スーパーやコンビニまたはインターネット通販などで、その商品を購買してもらうことが目的となっています。
しかし観光地PRの場合、最終的にユーザーにその土地まで足を運んでもらわなければ、最終的に観光地PRが成功したとは言えません。そのためには、地域の特性や観光産業、名産品など、足を運んでもらうためのメリットをユーザーに伝える必要があります。
観光地PRのためのロゴマークは、こうした点を強く意識しながらも、ロゴマークとしてまとまりのあるものを作成する必要があります。
伝える情報が多くなればなるほど、その分ロゴマークとしてひとつにまとめるのは大変なもの。観光地PRのためのロゴマークを作る際には、何を明確に伝えたいのか、しっかりとまとめたり、的を絞った上で、作成を行うようにしましょう。
※参考サイト
大町温泉郷50周年ロゴマーク決定!(北アルプス山麓 大町温泉郷)
※関連サイト
企業・商品の記念ロゴマーク作成についてはこちら:「松竹120周年で記念ロゴマーク作成!記念ロゴマークのポイントは?」