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住まいをロゴマークでブランド化!複合施設ハマミーナロゴマーク作成

住まいをロゴマークでブランド化!複合施設ハマミーナロゴマーク作成

(画像引用元:茅ヶ崎市

世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は、茅ヶ崎市に新しく誕生する複合施設「ハマミーナ」のロゴマークが決定したというニュースをご紹介します。

ハマミーナは2015年の4月に供用が予定されている、茅ヶ崎市の複合施設。ハマミーナの特徴は、単に住みやすいまちづくりを推進するのではなく、防災拠点としても機能する、真の住みやすさを兼ね備えたまちづくりが行われているという点です。
2012年3月に神奈川県から発表された「津波浸水予測図」によると、現在想定される最大規模の地震に見舞われた場合、その約23分後に最大で8mの津波が茅ヶ崎市に押し寄せるとの試算が発表されていることから、自治体が防災対策を強化している地域の一つ。そのため、防災の観点からも住みやすいまちづくりを進めています。

今回発表されたロゴマークをデザインしたのは、熊本のマスコットキャラクター「くまモン」を手がけたことで知られる水野学氏。茅ヶ崎市出身ということから、今回白羽の矢が立ったそうです。

シンボルマークのモチーフとなったのは、ハマミーナのある浜見平地区の人々に親しまれている「しろやま」という滑り台。「しろやま」のように、多くの人々から長く愛される場所となってほしいという意味が込められているのだとか。

新規複合施設にロゴマークが用意されることは、実は意外とよくあること。例えば兵庫県西脇市の茜が丘複合施設「Miraie」では、下記のようなロゴマークを掲げていました。

住まいをロゴマークでブランド化!複合施設ハマミーナロゴマーク作成

(画像引用元:西脇市

こちらも未来や明るい雰囲気、住む人の未来の幸せを感じさせる良いロゴマークですね。

複合施設がロゴマークを掲げるのは、広報的な部分と複合施設自体のブランド価値を高めるという部分、そして複合施設のイメージを伝えるという3つの目的があると感じます。
特にこれまで建っていたものを取り壊し、新しいまちづくりを行う場合は、地元の人々に根付いたこれまでのイメージをどう変えるかが大きなポイントになります。
そういった意味では、新しい複合施設やまちづくりが目指すイメージを抽象化して人々に伝えるために、ロゴマークが良いツールになっているのかもしれません。
複合施設にかかわらず、新しい建物や商業施設を建築する際には、ロゴマークがイメージ戦略に一役買ってくれるかもしれませんね。

※参考サイト
茅ヶ崎市南西部複合施設(ハマミーナ)のロゴとシンボルマーク決定!(茅ヶ崎市)
8mの波が23分後に到達(タウンニュース)
茜が丘複合施設のロゴマーク決定について(西脇市)

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