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2022カタール・FIFAワールドカップベスト4チームのエンブレムロゴ一覧

画像引用元:GOAL

GoogleFIFAワールドカップロゴマーク

画像引用元:ネタフル「Googleロゴ「ワールドカップ」に 〜スマホ版はPKゲームで遊べる

2022年12月13日のGoogleロゴは中東で初めて開催されてい「2022 カタール・FIFAワールドカップ 」を記念したロゴマークとなっており、ベスト4に進出した4チームをモチーフとした柄の靴のデザインです。

今回のワールドカップは日本時間では真夜中の時間帯にあたっているため、寝不足になっている人も多い事と思います。ドイツ、スペインと優勝候補とされる国を破ってグループEを首位通過した日本でしたが、クロアチアに破れ悲願のベスト8には届かず涙しましたね。

番狂わせの多い今大会ですが、果たして優勝を手にするのはどのチームになるのでしょうか?
今回は「2022 カタール・FIFAワールドカップ」ベスト4チームのエンブレムロゴについてご紹介していきたいと思います。

アルゼンチン代表のエンブレムロゴマーク

アルゼンチンサッカー代表エンブレムロゴ

画像引用元:SWS FOOTBALL

南米の国内サッカー協会としては最古の1893年に設立されたアルゼンチン協会(Asociación del Fútbol Argentino)の頭文字であり、「AFA」のフォントは初期から引き継がれているようです。また周りに「勝利」と「栄光」を象徴する月桂樹が配置されたデザイン。

ユニフォームは国旗に由来する水色と白の縦縞のデザインでメーカーはアディダスとなっています。

ワールドカップ出場回数16回、優勝2回、FIFAワールドカップランキング
3位(2022年10月6日発表)と4チームの中ではランキングが一番上。順当に行けばアルゼンチンが優勝でしょうか。

 

クロアチア代表のエンブレムロゴマーク

 

クロアチアサッカー代表エンブレムロゴ

画像引用元:ユニ11

紅白の市松模様はクロアチア語で「シャホヴニツァ」と呼ばれており、チェス盤を意味しています。また、赤はクロアチアの内陸部、白は海岸部を象徴しているそうです。中央のHNSの文字はクロアチアサッカー協会(Hrvatski nogometni savez)の頭文字であり、黄金に輝く下部にはサッカーボールが配置されたデザインです。1992年〜2014年まで使われていたエンブレムをより立体的にアップデートしたようなロゴマークですね。

クロアチアユニフォーム

画像引用元:ユニ11

ユニホームの柄も「シャホヴニツァ」の赤白チェックで起源は10世紀のクロアチア王国の紋章にまで遡ります。メーカーはナイキです。

ワールドカップ出場回数は5回、最高成績が2位、FIFAワールドカップランキング12位(2022年10月6日発表)と4チームの中でも出場回数こそ少ないですが、前回大会では準優勝ですからね。今回も日本に続き、ブラジルをPKで制し勝利ということでかなり話題にもなりましたよね。個人的には日本が負けているのでクロアチアに勝ってほしいと思ってしまいます。

フランス代表のエンブレムロゴマーク

フランス代表エンブレム

画像引用元:A la francaise

レ・ブルー(青の複数形)やル・コック(雄鶏)の愛称で知られるフランス代表はフランスのシンボルともされている雄鶏がモチーフのロゴマークです。雄鶏は初期の頃から引き継がれているモチーフで「闘志や戦闘態勢の象徴」でもあります。雄鶏の下部にある3つの「F」はフランスサッカー連盟(Fédération française de football)の頭文字であり、エンブレムの形が六角形となっているのはサッカーボールを表していると言われています。

フランス代表サッカーユニフォーム

画像引用元:SWS FOOTBALL

ユニフォームはフランスの愛称や国旗のトリコロールカラーの中から自由を意味する「青」ダークネイビーを基調としています。見づらいかもしれませんがユニフォーム全体にオークのはとオリーブの枝が描かれており「強さ」「連帯」「平和」を表現しているのだそうです。こちらもメーカーはナイキです。

ワールドカップ出場回数14回、優勝2回、FIFAワールドカップランキング4位(2022年10月6日発表)とアルゼンチンに次ぐ順位で、前回の優勝国である王者フランス。大本命であることは間違いない。

 

モロッコ代表のエンブレムロゴマーク

モロッコサッカー代表エンブレムロゴ

画像引用元:Emblem Factory

丸形のフォルムに国旗にも描かれているスレイマンの星が白色で描かれた背景にモロッコ王国を象徴する王冠が中央に描かれたデザイン。スレイマンの星とは国家安泰の象徴であり、コーランに登場する預言者だそうです。(旧約聖書ではソロモンのこと)丸型のフォルムに沿って描かれている文字は王立モロッコサッカー連盟をフランス語とアラビア語と略称「FRFM」になります。エメラルドグリーンに赤とゴールドという配色は王家とイスラムの伝統色だそうです。

モロッコサッカー代表ユニフォーム

画像引用元:qoly Footboll Web Magazine

ユニフォームは王家の伝統色赤とイスラムの伝統色緑を組み合わせた全身国旗カラーです。AFCONとW杯という2つの大舞台を戦った1998年のチームをリスペクトして、当時と同じ胸と袖口にボーダーを走らせるデザインとなったそうです。背中の首元にはアラビア語でモロッコの名が刻まれています。メーカーはプーマでした。

ワールドカップ出場回数は5回、最高成績がベスト16、FIFAワールドカップランキング22位(2022年10月6日発表)と4チームの中では最下位ですが24位の日本とはランキングが近く、日本のベスト4進出も近い将来夢ではない!と思わせてくれますよね。

まとめ

ベスト4チームのエンブレムロゴとユニフォームをみてきましたが、それぞれサッカー協会の略称と国旗のカラーが用いられていました。クロアチアのシャホヴニツァやフランスの雄鶏など、各国の象徴となるものをうまく取り入れた格式高いデザインといえますね。イスラムの緑のようにそれぞれの国にテーマカラーがあり、その色だけど国を思わせるカラーリングを採用したユニフォームやロゴマークはチームや応援する国民の気持ちを一つにしてくれる重要なアイテムだと言えるでしょう。チームユニフォームやロゴマーク作成の際はぜひ参考にしてみて下さい。FS

参考サイト:
FIFA「Men’s Ranking」,Football-emblem, qoly Footboll Web Magazine

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