一目見たら忘れない！旭川の地酒用シンボルマーク決定！

世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報！」。
今回は旭川の地酒用シンボルマークが決定したというニュースをご紹介します。

北海道の中心から少し北西部分に位置する旭川は、札幌に比較的近いことや、旭山動物園の人気もあり、北海道の中でも観光客が多い地域として知られています。そんな旭川地域は、実は知る人ぞ知る地酒の宝庫として知られる場所。男山や国士無双といった有名な日本酒も多く、2011年には「あさひかわ地酒フェア2011」なども行われています。

そんな旭川の地酒を、もっと全国の人に知ってもらいたいという想いから作られたのが、今回のシンボルマークです。

（画像引用元：旭川経済新聞）

力強い毛筆で書かれた「旭川」の文字は、櫂棒を持って酒樽をかき混ぜる人の形をモチーフに描かれています。また、「旭川」の「日」の部分には赤い日の丸を描き、日本語がわからない海外の方が見ても、日本のお酒だということがわかるよう工夫が施されています。
今後は販売店ののぼりや地酒のタグなどにもつけられるということですので、これまで男山や国士無双を何気なく飲んでいた方にも、旭川の地酒であることをアピールできるのではないでしょうか。

「知名度＆売上げアップを狙え！那珂川町特産品にロゴマーク」や「地元の名産をメジャーに！糸萱かぼちゃロゴマーク決定！」のように、地元の商品をアピールするためにロゴマークを作成している地域は少なくありません。
それ以外にも世間にはさまざまなロゴマークが出回っており、ロゴマークの差別化だけでなく、いかにロゴマークを目立たせるかというのは、地方活性化のためのロゴマーク作成において重要なポイントの一つになっています。

今回のロゴマークは、旭川の地酒をうまくアピールしているだけでなく、一度見たら忘れない、強い印象を持つロゴマークでもあります。印象深いロゴマークを、広報活動にうまく取り入れることで、うまく全国、そして海外にアピールしてほしいですね。

※参考記事
旭川の地酒シンボルマーク決定日本酒・焼酎・地ビールPRに活用（旭川経済新聞）
※参考サイト
旭川小売酒販組合