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週刊!ロゴマークニュース 〜2021年7月1週目〜

週刊!ロゴマークニュース 〜2021年7月1週目〜

日にロゴマーク作成のヒントは、他社事例に隠されているかも? ロゴマークラボではこれからロゴマークを作成しようと思っている方、また刷新をお考えの方に、旬なロゴマークニュースを1週間ずつお届けしています。

今回は2021年7月1周目のロゴマークニュースの中から、着目したい情報をピックアップしてお届けします。

アニメの架空企業が75周年ロゴを公開!

創業を記念し、節目となる年に特別なロゴマークを発表する企業・団体は少なくありません。しかし、アニメに登場する架空の企業が、創業記念ロゴマークを発表するというのは珍しいのではないでしょうか。

2021年6月30日に75周年ロゴを発表したのは、アニメ「機動警察パトレイバー」に登場するロボット「レイバー」を製造・販売する株式会社篠原重工です。

機動警察パトレイバーの株式会社篠原重工75周年ロゴ

画像引用元:PR TIMES

機動警察パトレイバーは、1988年にOVAが発売されて以降、漫画や劇場アニメ、TVアニメなど多様な媒体で展開され、その全てにおいて絶大な人気を博している作品です。映画監督の押井 守氏や漫画家のゆうきまさみ氏など、いまでは有名となったクリエイターが関わった作品としても知られています。2021年には「機動警察パトレイバー2 the Movie」が公開されるなど、OVA発売から30年以上が経った今でも根強いファンを持っています。

そんなパトレイバーの物語の中核を担う汎用人間型作業機械「レイバー」を製造するのが篠原重工です。1945年創業という設定で、物語が展開する第2小隊が操る警察任務専用レイバー「98式AV-イングラム」の製造元となっています。

アニメに登場する企業を実在するように扱うことで、ファンがアニメの世界を疑似体験することができます。またアニメへの思い入れを深めるきっかけにもなるでしょう。

また今回のように、記念ロゴなどを用意することで、公開から時間が経っても長く愛してもらえる作品となります。ロゴマークをうまく活用することで、ファンとの交流や関係構築のきっかけを作ってみては。

参考情報:『パトレイバー』を生んだ篠原重工の75周年記念特別ロゴが完成!記念腕時計も発売決定!(PR TIMES)

媒体の変化に対応したグノシーのロゴマーク

続いてご紹介するのは、ニュースアプリグノシーのロゴマークです。

グノシー新ロゴマーク

画像引用元:PR TIMES

グノシーは2011年にスタートした情報キュレーションサービスです。「情報を世界中の人に最適に届ける」を基本理念に掲げる株式会社Gunosyが運用しており、2021年で10年目を迎えます。

今回のロゴマークのリニューアルは、サービス開始当初よりも膨れ上がった情報を、シンプルかつわかりやすい最適なスタイルにしてユーザーに届けるという思いのもとで行われたものです。

これまでのロゴは新聞紙を紙飛行機にしたモチーフでしたが、リニューアル後はコンテンツの形を問わず、多様な情報をユーザーに届けるという意味で、無地の紙に変更されています。

ロゴをシンプルにすることで、「シンプルかつわかりやすく情報を伝える」というグノシーの意図も汲み取ることができるリニューアルと言えます。

また、ロゴマークのシンプル化はサンセリフ体の増加と共に、近年のロゴリニューアルの大きな流れの一つです。シンプルにすることで媒体を問わずに視認性が高くなり、記憶に残りやすいというメリットがあります。

一方で、他のロゴマークと差別化しにくくなるといったデメリットも。シンプルなロゴを差別化するためには、プロの腕が必要です。目指すものがシンプルであればあるほど、ロゴマークのリニューアルはプロに任せたほうが良いでしょう。

参考情報:より情報取得しやすい”最適なスタイル”へ「グノシー」アプリリニューアル アプリロゴも多種多様な情報提供を象徴するアイコンへ(PR TIMES)

 

今回は2021年7月1週目に発表された、ロゴマークに関するニュースをご紹介しました。その他にも7月1週目は、ロゴマークの刷新に関する面白いニュースがいくつか飛び込んできています。こちらは別の記事でご紹介しますので、是非チェックしてみてくださいね。

週刊!ロゴマークニュース リニューアル編 〜2021年7月1週目〜

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