1.はじめに
ロゴマーク作成にあたって、大きく3つの方法があるというのは「超基本、最も分かりやすいロゴマーク作成3つの方法」でもご紹介しました。
しかし、作成にあたってどんな人と仕事をするのか、デザイナー以外にどんな人と関わるのかというのは、あまり知られていません。
そこで今回は、「超基本、最も分かりやすいロゴマーク作成3つの方法」の3つの方法で依頼した場合、それぞれどんな人に関わるのかという点についてご紹介します。
Point:誰がロゴマーク作成に携わっているのか?
2.オーダーメイド型の場合
オーダーメイド型の場合、デザインを手がけるのは、もちろん依頼したデザイナーもしくはデザイン制作会社に所属するデザイナーです。デザイナーに直接依頼をかけた場合や、比較的小規模なデザイン制作会社の場合は、打ち合わせもデザイナーが行うことが多いですが、ある程度人数の多いデザイン事務所の場合、初回の見積もりや打ち合わせは担当の営業担当が行うことが多いようです。
その後、ロゴマーク修正の具体的な打ち合わせにデザイナーが同席することもあれば、全く依頼主がデザイナーと顔を合わせずにロゴマークの完成に至ることもあります。
デザイナーに直接意思を伝えたい場合や、打ち合わせに同席してほしい時は、あらかじめ営業担当にその旨を伝えておいたほうがよいでしょう。
Point:オーダーメイド型の場合、ある程度大きなデザイン制作会社に依頼すると、デザイナーと顔を合わせないこともある
3.購入&アレンジ型の場合
購入&アレンジ型の場合は、各サイトと契約しているデザイナーがロゴマークを作成していることが多いようです。デザイナーの人数はサイトによってさまざまで、フリーランスの方もいれば、デザイン制作会社で働いている方が、副業として行っていることも。ユーザーとの窓口となるのは、主にサイト運営者です。運営者本人がデザイナーになることはあまり無いため、依頼主がデザイナーと会う機会はほとんどありません。ただ、サイトのデザインや所属デザイナーの質については、各サイトとも一定に保っているところが多いため、デザイン会社に依頼するときのように、安心して依頼できるというのがポイントです。
Point:購入&アレンジ型の場合は、フリーランスデザイナーなどが多く、依頼主がデザイナーに出会うことがあまりない
4.コンペ型の場合
コンペ型の場合は、各コンペサイト(またはクラウドソーシングサイト)に登録している方が、デザイン案を提供します。ただし、登録している方が必ずしもデザイナーとは限りません。なかには素人の方や、これからデザイン業界で頑張ろうとしている、デザイナーの卵も多数登録しています。こういった点は、公募に近いところがあるでしょう。
インターネットを利用したコンペ型の場合だと、デザイナーに会うことはほとんどありません。これは、コンペ型自体があまり大きな修正をしないことなどに由来します。
どうしてもデザイナーとコンタクトを取りたい場合は、一度デザイナーに相談してみたほうがよいでしょう。
Point:コンペ型の場合は、デザイナーではない方から案が提供されることもある
ロゴマークの作成方法によって、作り手・売り手はこのように変化します。御社の目的や色にあった方法で、ロゴマークを入手しましょう。
5.まとめ
■オーダーメイド型の場合、デザイナーに直接依頼する場合や、小規模のデザイン制作会社に依頼した場合は、デザイナーと顔を合わせて打ち合わせすることが多い ■オーダーメイド型でも、人数の多いデザイン制作会社の場合、見積や打ち合わせは営業担当が行い、デザイン作成を進めることが多い ■購入&アレンジ型の場合、フリーランスやデザイン制作会社に所属するデザイナーが副業で行っていることもある ■コンペ型の場合、素人の方やデザイナーの卵から提案を受けることもある |