【鞄】POTRのロゴマークに秘められた思いとロゴ作成の参考になるポイント

画像引用元： 吉田カバン「 NEWS[ニュース] 」

日本を代表する鞄ブランドとして知られる、吉田鞄製作所。「PORTER」「LUGGAGE LABEL」に次ぐ、新しいレーベルPOTR（ピー・オー・ティー・アール）の立ちあげが、2021年8月に発表されました。

今回は、POTRのロゴマークの特徴や参考にしたいポイントをご紹介します。

※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。

POTR（ピー・オー・ティー・アール）の歴史とロゴマークの由来

POTRは、吉田鞄製作所が立ちあげたレーベルです。1935年に吉田吉蔵氏が創業した吉田鞄製作所は、「PORTER」などのシリーズで知られる人気ブランドです。

POTRのロゴマーク

POTRのロゴマークには、ブランド名「POTR」の文字だけではなく、「YOSHIDA & COMPANY」の文字が書かれています。中央の四角を2つ重ねた形は、上でご紹介しているPORTERのロゴマークの文字を抜いたものです。

ロゴ作成の際に参考にしたいポイント

POTRは新レーベルでありながら、PORTERのロゴデザインを一部起用したり、「YOSHIDA & COMPANY」の文字が書かれているなど、随所で関係性を感じられるデザインです。

『「POTR」はこれまでに培ったもの作りの経験を活かし』と公式サイトに記載されているように、吉田鞄製作所の技術や経験そして想いを引き継いだ新レーベルということが、ロゴマークを見るだけで感じられます。

姉妹ブランドやシリーズ展開をする際には、ロゴの一部に関連性を持たせることで、こうした想いを伝えることができるでしょう。

参考： 吉田カバン「 NEWS[ニュース] 」

おわりに

POTRのロゴのように、既存レーベルのロゴデザインを一部起用することで、関係性を感じられることができます。興味を持ってもらうきっかけにもなるのも嬉しいポイントです。

デザインを全て統一するのではなく、デザインに関連性を持たせるのも参考にしたいテクニックのひとつといえます。

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