画像引用元:ラクスル株式会社のロゴをアップデートします
新しい発想で注目を集めているラクスルが、2021年にロゴをリニューアルしました。
ロゴマークラボでは、注目されている企業のロゴマークから、ロゴマークに込められた思いを読み解き、紹介しています。今回は、ラクスルのロゴをみていきましょう。
※本記事では、比較・検討のため著作権に規定された範囲内で画像を引用しております。そのため、引用画像の権利は著作者に帰属しています。
ラクスルの歴史と社名の由来
ラクスルは、2009年に新しい印刷の仕組み作りをビジョンとして創業しました。
社名は「ラクにスル」に由来しています。
簡単に印刷を発注することができる仕組みを構築することで、誰もが楽に刷れて、コストを削減することで経営自体を楽にすることを目指し、成長する会社です。
ラクスルのロゴマークの特徴
ラスクルのシンボルマークは、イニシャルRの文字を使ったもので、創業当初から「B42」フォントが使われています。
色はカラーから黒に変わりましたが、フォントは変更しないといったこだわりが見られます。
「B42」は1445年にグーデンべルグが発明した活版印刷機で、最初に印刷された聖書に用いられた書体です。
活発印刷機で印刷の世界が変わったように、「ラクスル」も新しい印刷の仕組みを作ることで世界をよくしたいというビジョンを表しています。
今回のアップデートでは、シンボルマークが洗練されたものに変更されました。
「B42」の書体の雰囲気を残しつつ、Rという文字を読みやすく。
ロゴタイプは全て大文字とし、丸みや余白を加えて親しみやすく堂々とした印象に調整されました。
ロゴ作成の参考にしたいポイント
イニシャルをアレンジしたシンボルマークは数多くありますが、ラクスルは書体にこだわりを持っています。
そのこだわりから、ラクスルが印刷に対してどのような想いを持っているかを知ることができます。
ユーザーに興味を持ってもらえる書体の選び方は参考にしたいポイントです。
また、色数を抑えたシンプルなロゴマークからは、潔さを感じます。
色に左右されずデザインを重視する姿勢がうかがえます。
競争の激しい業界で、次の10年に向けて、デザイン力で勝負していこうという想いのあらわれではないでしょうか。
おわりに
ラクスルのロゴマークをご紹介しました。
シンボルマークは創業当初から変えないことで、ラクスルのサービスを選ぶ目印の役割と、ぶれないビジョンを表現する役割があります。
ラクスルのロゴマークを参考にして、企業の想いを伝えることができるロゴを作りましょう。
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