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祝い事らしいデザインに!浦添市制施行45周年ロゴマーク作成

祝い事らしいデザインに!浦添市制施行45周年ロゴマーク作成

(画像引用元:浦添市

世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は沖縄県浦添市が市制施行45周年を記念し、ロゴマークを作成したというニュースをご紹介します。

沖縄県の首都・那覇市の北部に隣接する浦添市。琉球王国発祥の地とされており、一時は首都になったこともありました。その際王となったと言われるのが、英祖王と呼ばれる人物です。彼は琉球最初の王とも言われるる天孫氏の末裔の子供で、母親が彼を産む際、太陽を飲み込む夢を見たということから、太陽の子供(てだこ)とも呼ばれています。

こうした歴史から浦添市は「てだこのまち」とも呼ばれており、毎年7月に行われるてだこまつりなど、「てだこ」が今や街の代名詞となっています。

そんなてだこのまち、浦添市が2015年7月をもって市制施行45周年を迎えることになり、この度記念ロゴマークが作成されました。それがこちらです。

祝い事らしいデザインに!浦添市制施行45周年ロゴマーク作成
(画像引用元:浦添市

「てだこのまち」にふさわしく、太陽の燃えるような赤で書かれた「45」という数字が印象的なこのデザインですが、実はよく見ると、あるものに見えてきませんか?
あるものとは「熨斗」のこと。市花のオオバナアリアケカズラと市木のホルトノキをうまく組み合わせ、お祝い事などに使われる「あわび結び」の形を表しています。街の代名詞である「てだこ」をうまく表すと同時に、お祝い事と言う意味を込めたのは、さすがです。

ロゴマークと同時に作られた「もっともっと 浦添市」というキャッチコピーからも分かる通り、市制施行45周年を機に、もっと浦添市を盛り上げていこうと言う意気込み、そして記念の節目をみんなで祝おうという気持ちがとても良く伝わるロゴマークではないでしょうか。

これまで当サイトでも、市制施行を記念したロゴマークはいくつかご紹介してまいりましたが、熨斗をモチーフにしたものはあまり見られませんでした。市制施行を祝い事とし、みんなでもっと盛り上がっていこうという想いが伝わる、とても素晴らしいロゴマークですので、今後ロゴマーク作成の参考にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみにこちらのロゴマークは、地元の専門学校生、および高校から応募を募り、提案された39点の中から選ばれた作品で、高校生によって作られた作品だそうです。今後は様々な場所でこのロゴマークが使われるということですので、浦添市に足を運んだ際などは、ぜひチェックしてみては?

※参考サイト
浦添市市制施行45周年記念キャッチフレーズ・ロゴデザインが決まりました!(浦添市)

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