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地域の輝きを表現!八王子市 市制100周年記念ロゴ誕生!

地域の輝きを表現!八王子市 市制100周年記念ロゴ誕生!

(画像引用元:八王子経済新聞

世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回は東京都八王子市の市制100周年ロゴマーク誕生に関するニュースをご紹介します!

八王子市は東京都の南西に位置する地域で、東京都の市区町村の中では奥多摩町に続いて2番目に大きい面積を持つ市です。かつて北条氏の支城としてこの地に建っていた八王子城や、関東有数の観光地として知られる高野山、童謡「夕焼小焼」の作詞者としても知られる中村雨紅生誕の地などがあり、年間を通して多くの観光客がこの地に足を運んでいます。

また、東京有数のベッドタウンとしても知られており、2015年5月時点で約58万人を有する東京都の中核市として、大きな発展を遂げています。

そんな八王子市が、2017年に市制100周年を迎えるにあたり、ロゴマークを作成しました。

地域の輝きを表現!八王子市 市制100周年記念ロゴ誕生!
(画像引用元:八王子経済新聞

全体で「100」という数字を表すこちらのロゴマークは、一つ一つのデザインに、八王子市を構成する要素が取り入れられています。一番上の波打つ横棒は、八王子市の青い空と美しい山並みを、中央の円は夕日と街のにぎわいを、そして一番下の円は、美しい水と豊かな緑を表しているそうです。さらに、最初の横棒を抜いた円2つで、八王子の「8」を表しているなど、まさに八王子を表すのにピッタリのロゴマークとなっています。

地域の輝きを表現!八王子市 市制100周年記念ロゴ誕生!
(画像引用元:八王子市

今回の市制100周年にあたり、八王子市では記念事業を計画しているということですが、その基本方針の中には「ふるさと八王子への愛着を深める」「八王子の魅力を再認識し、次世代へ継承するとともに、広く発信する」という言葉が含まれています。八王子市の魅力を存分に詰め込んだロゴマークは、まさに「ふるさと八王子への愛着を深める」「八王子の魅力を再認識」するという意味合いにふさわしいロゴマークと言えるのではないでしょうか。

自治体の作成するロゴマークには、自治体内を問わず、全国にアピールするためのロゴマークと、自治体内を盛り上げるためのロゴマークの2つがあります。今回のロゴマークは、どちらかと言うと後者寄りのロゴマークですが、後者はどちらかと言うと、地域に一度でも住んだことがある人だからこそ知っている、景観の美しさや望郷の想いが強く感じられるような、地元の人に愛されるロゴマークが多い傾向にあるように感じます。

地元の人にとって、その土地に対する愛着が増すようなロゴマークが、こうしたロゴマークには求められているのかもしれませんね。

※参考記事
八王子市市制100周年記念事業基本構想(八王子市)
はちなび
市制100周年記念事業実行委員会 ロゴマークとキャッチフレーズが決定(八王子市)

※参考サイト

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