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こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ

こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ

(画像引用元:YouTube

世界中のロゴマークに関するニュースを特集する「ロゴマーク最新情報!」。
今回はちょっとユニークなハバロフスク空港のロゴマークについてご紹介します。

ハバロフスク空港はロシアのハバロフスク市内にある空港で、2015年3月現在、日本国内からは成田空港や新潟空港など、5つの空港からの直行便が出ています。
ハバロフスクは極東地域の中でも比較的大きな空港で、周りにはホテルなども充実しています。
ロシアの首都・モスクワに比べると、距離的には日本に近い場所にありますが、夏は暑い時で30℃以上、冬になると-40℃まで気温が下がることのある地域です。

そんなハバロフスク空港の新しいロゴマークとして、こんなユニークなロゴマークがメディアで取り上げられました。

こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ
(画像引用元:YouTube

大空に飛び立とうとする姿は、まるで飛行機のよう。でも、なぜクマなのでしょう?
実はハバロフスク市の市章にはヒグマが描かれていることから、ここからアイデアを得たのではと考えられています。

こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ
(画像引用元:Wikipedia

ロシア国内の反応は賛否両論ですが、どちらかというと面白おかしく捉えている方が多く、インターネット上ではロゴマークをもじったおもしろ画像が多数流れているようです。

ただ、このクマのロゴマークについては、単なる宣伝用ではないかという声もあります。
というのも、このロゴマークのニュースが流れたのは2015年1月末ですが、同年3月現在、ハバロフスク空港のサイトにはこのロゴマークは掲載されていません。
どういった経緯でこのロゴマークが生まれたのかは不明ですが、いずれにせよ世界中の注目を集めたことは変わりありません。そういった意味では、一定の宣伝効果はあったと考えていいのかもしれませんね。

ちなみに、あまり注目されることはありませんが、日本でもロゴマークを掲げている空港は少なくありません。
例えば2009年に開港された富士山静岡空港のロゴマークは、富士山を上から見た姿がモチーフになっています。

こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ
(画像引用元:富士山静岡空港

飛行機からしか見ることのできない形を表しているというのは、素晴らしいアイデアですね。

また、開港10年を迎えた神戸空港では、開港10年記念ロゴマークを公募で決定。
観光名所にもなっている神戸タワーが描かれている他、海と空を表した青を基調に、異国情緒ただよう神戸の町を表現したデザインが採用されています。

こんな宣伝方法もあり?ハバロフスク空港の「空飛ぶクマ」ロゴ
(画像引用元:神戸市

どちらも空港ロゴマークとして素晴らしいデザインですね。ほかの空港ロゴマークも素晴らしいものが多いので、後日改めてまとめてご紹介します。
日本の空港ロゴマークは真面目なものが多いですが、今回ご紹介したハバロフスク空港のようなちょっと違った視点のロゴマークがあっても面白いかもしれませんね。

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