弁護士や税理士、会計士などの法律関係の士業って、どちらかというとお堅くてなかなか近寄りがたいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
でも特に弁護士は、事故や遺産相続に離婚問題など、身近なことでも何かあった時にはすぐにでも頼りたい存在です。
そんな依頼者の気持ちに寄り添った事務所イメージを発信することが、現代の法律事務所ではけっこうな課題感として捉えられているのも実情です。
一方ですでにしっかりとしたブランディングに成功している例もあります。
石川県金沢市を中心に相談業務を行っている弁護士法人兼六法律事務所のロゴマークはとてもバランスの取れた優れた作品になっていますので、ぜひご参考にしてください。
高い品質管理を求める事務所の姿勢から安心して相談することができる
石川県金沢市を中心に8名の在籍弁護士により、それぞれの高い専門性を生かした弁護士業務で地域の個人の方から企業まで、幅広く相談を受けている事務所が弁護士法人兼六法律事務所です。
交通事故、離婚、相続、医療過誤、労働災害、雇用問題、知的財産権などなど、あらゆる分野に、それぞれ得意な弁護士が対応しています。
特に兼六法律事務所では国際的な品質マネジメントシステム規格のISO9001も取得しており、安心して相談することができる体制を構築しています。
さらに詳細な顧客アンケートなども活用して、事務所全体で各案件への対応策を検討するなど、徹底した品質向上を追求している事務所です。
全体的なメタファーと6つのラインに込めた意味
そんな兼六法律事務所のロゴマークがこちらになります。
画像引用元:弁護士法人兼六法律事務所
印象的なのが左側にある6本のライン。この全体的な形は、弁護士をイメージした「盾」。
さまざまな相談ごとやお悩みに対して、法律事務所が「盾」となり顧客を守っていくという事務所の理念が表されているそうです。
また6本のラインにもそれぞれ意味が込められています。
画像引用元:弁護士法人兼六法律事務所
このラインには事務所の6つの柱とされる「傾聴」「共感」「迅速」「円満」「安心」「納得」を表現しているそうです。
金沢と言えば有名な景勝地「兼六園」がありますが、兼六園には「宏大」「幽邃」「人力」「蒼古」「水泉」「眺望」と言われる6つの景観を兼ね備えていることから「兼六」と名付けられたと言われています。
金沢市を代表する世界的景勝地の名前とその由来にあやかって、高い志を持つ法律事務所としての理念をかかげているのが兼六法律事務所です。
そんな弁護士事務所としての志と、「盾」となって相談者を守るという寄り添う姿勢も表したロゴマーク。
とてもバランスの取れた秀逸なロゴマークとなっていますね。
ひとつのロゴマークにさまざまな思いを込める際に、全体的なデザインと細かな部分におけるこだわりとを、じっくりと追及した作品なのではないでしょうか。
参考サイト
弁護士法人兼六法律事務所