ダイソーのロゴマークに秘められた思いと参考になるポイントは？

画像引用元：POOL inc.公式HP 

ロゴマークラボでは、みなさんが普段目にすることの多いロゴマークの中から、「これは」というものをピックアップし、作成の参考になるポイントをご紹介しています。ロゴマークに込められた思いを知ることで、今後のロゴマーク作成に活かせることがあるかもしれません。

今回は、100円均一でお馴染みの「ダイソー」のロゴをご紹介します。

ダイソーの歴史

1972年に創業したダイソー。今や生活になくてはならないお店ですね。

最近は100円商品のみならず、300円や500円などの商品も豊富に並ぶ、なんでも揃う雑貨屋さんのようなお店に成長しています。

そんなダイソーは2019年3月、ロゴマークとコーポレート・アイデンティティを刷新し、ブランド価値を拡げていこうとする想いが込められています。

画像引用元：POOL inc.公式HP 

ロゴマークに込められた想いとポイント

新しいロゴには、社名を英文字であらわす『DAISO』のAの形をデザインしています。

「人々の生活をアップデートしていく」

「人々の生活をより豊かにしていく」

という強い決意と熱意を表現しているそうです。筆者には、シンプルかつスタイリッシュで、「A」の文字が上向きの矢印のようで見ていて気持ちも上がるデザインだと感じました。

さて、ダイソーの顧客は約8割が女性です。新しいロゴで使用しているピンクはメインターゲットである女性の目につきやすい色の一つといわれています。ターゲットに合わせて色を選ぶことは、ロゴ作成にとって大切なポイントですね。

世界でも通用するロゴマークへ

ダイソーは2020年2月現在、国内に3,493店舗、海外には26の国と地域に2,248店舗があります。

これまでは国によって違うロゴマークを使用することもありましたが、今回の刷新で統一することになりました。どの国、どの地域でも「DAISOだ！」とすぐに認識してもらえるようなわかりやすさ、シンプルさが求められたのでしょう。

ダイソーの過去のロゴマークを見てみましょう

画像引用元：HIROSHIMA DRAGONFLIES公式HP

こちらが以前のロゴマーク。

見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

色はシンプルで、一目でダイソーとわかります。筆者には、現在のロゴマークのほうがスタイリッシュさとワクワク感が感じられると思いました。

画像引用元：ココリア多摩センターHP

こちらは、さらに前のロゴマークです。

カラフルな色使いで豊富な品揃えやワクワク感を伝えたい思いは感じられます。しかし、デザインを見ると文字に影があることや、フォントなどに時代を感じるデザインだと感じます。

服装やメイクと同じで、ロゴマークにも流行のフォントやデザインがあることはおわかり頂けたでしょうか。

おわりに

時代に沿ってロゴマークを刷新することも、長くお客様に愛される企業であるためには大切です。そのためには、ロゴ刷新のポイントをしっかり押さえることが重要です。

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