1.はじめに
ロゴマークを依頼する際、デザインのことはよくわからないから、デザインの細かいところはデザイナーに丸投げ!という方もいらっしゃいますよね。しかし、デザイナーと気持ちよく仕事をするために、彼らがどんな風に仕事を進めているのか、どんなソフトを使用しているのかを知ろうとすることも大切です。とはいえ、いちいちデザイナーに聞いていたのでは、相手も落ち着いて作成できませんよね。
そこで今回は、ロゴマークを作成する際、デザイナーがどんなソフトを使っているのかを簡単にまとめました。
Point:デザイナーがどんなソフトを使ってロゴマークを作成しているのかを知ろう
2.Illustrator(イラストレーター)
多くのデザイナーが利用しているグラフィックソフトです。ロゴマークを作成するデザイナーの多くが、Illustratorを使って仕事をしています。ロゴマーク作成以外にも、チラシやポスターといった印刷物の制作や、キャラクター制作などによく使用されており、世界中のデザイナーに愛されている有名なソフトです。
使ったことはないけれど、名前は聞いたことがあるという方も多いのでは?
Illustratorの特徴は、全体のレイアウトが取りやすいというところにあります。また、通常の写真画像のように、画像をアップにしてもギザギザにならないという特性もあります。
▼Illustratorで加工したデータ
▼Photoshopで加工したデータ
ギザギザにならない理由や、その他の概要については、用語集の「Illustrator(イラストレーター)」にもまとめてありますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
Point:Illustratorはロゴマークを作成するデザイナーの多くが使用しているグラフィックソフト
3.Photoshop(フォトショップ)
Photoshopは、主に写真の加工や修正、WEBサイト制作やCGデザインなどによく使われているグラフィックソフトです。ロゴマークを作成するというよりも、WEBサイトにロゴマークを入れたり、ロゴマークを写真に合成したりする場合などに使うことが多いようですが、Photoshopでもロゴマークは作成できます。
ただし、Photoshopで作成したものは、アップにするとギザギザになるため、汎用性が高いのはどちらかといえばIllustratorで作成したロゴマークだと言えます。
Photoshopについては、用語集の「Photoshop(フォトショップ)」でもご紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
Point:PhotoshopはWEBサイトにロゴマークを入れたり、写真に合成したりする場合などに使われる
どちらも有料ソフトですので、頻繁にこうしたソフトを使うことのない非デザイナーが実際に触ることはあまりないかもしれません。
しかし、どちらも無料体験版が配信されていますので、興味のある方は一度体験版を入手してみてはいかがでしょうか。
4.まとめ
■ロゴマーク自体を作成する場合はIllustratorが便利 ■ロゴマークをWEBサイトなどに組み込む場合などは、Photoshopがよく使われる |