※注意:下記情報は2015年1月時点の情報です。
1.はじめに
世界中で12万人以上、日本でも2,100万人の月間アクティブユーザー数を誇るFacebook。Twitterと並び、日本有数のSNSとなったFacebookには、法人が企業や商品名義でアカウントを作ることができます。以前はカバー写真への文字掲載に制限があるなど、画像掲載については細かな規定が設けられていましたが、2014年3月にFacebookページ利用規約が更新されて以降は、画像に対する規制はかなり少なくなり、Facebookページ(旧ファンページ)作成のハードルが低くなり、ロゴマークやロゴタイプを利用したアイコン画像やカバー画像が作りやすくなりました。
そこで今回は、ロゴマークをうまく活用しているFacebookページ事例のご紹介と、Facebookページを作成する際の注意点についてご紹介します。
※Twitterでのロゴマーク活用事例と注意点【2014年12月】はこちら
※SNSでロゴマークを使用する方法と基本情報【2014年12月】はこちら
Point:Facebookページのロゴマーク活用事例をご紹介
2.Facebookページの画像とロゴマークの傾向
2014年1月時点でのFacebookページの傾向を見ると、ロゴマークをアイコン画像に使用し、カバー画像に広告を当てはめるケースが多いようです。カバー写真には広告や季節ごとのイメージ画像などを利用しているところが多く、頻繁に変更しているところが多い傾向にあります。
一方アイコン画像は、コメント欄にも表示される、まさに企業自体を表す画像です。ニュースフィードが流れてきた時、投稿者名よりもアイコン画像を見て、誰の投稿か判断する方もいらっしゃるでしょう。アイコン部分がコロコロ変わってしまうと、ユーザーに定着しなくなる恐れがあるためか、アイコン画像を頻繁に変更するアカウントはあまり見られません。
投稿がニュースフィードで流れるというFacebookの傾向を見ても、アイコン画像に企業の顔とも言えるロゴマークを据えておいたほうが良さそうですね。
Point:ロゴマークはアイコン画像に入れるのがオススメ
3.マネしたい!Facebookページのロゴマーク活用事例
ここでは3つのFacebookページのロゴマーク活用事例をご紹介します。
まずご紹介するのは、旅行のオンライン予約サイト「エクスペディア(Expedia)」のFacebookページです。
(画像引用元:エクスペディア(Expedia) | Facebook)
エクスペディアではアイコン画像にロゴマークを使い、カバー画像にイメージキャラクターの「エクスベア」を利用したイメージ画像を掲載しています。このFacebookページのポイントは、ロゴマークとテーマカラーがうまくカバー画像にも反映されているという点です。
カバー画像に使われている色合いは、いずれもロゴマークに使われているブルーとメインカラーのイエローと調和するもので、Facebookページ全体のデザインが上手くまとまっています。
ロゴマークに使われているブルーがFacebookのメインカラーのブルーと似ているという点もありますが、企業イメージによってはあまりごちゃごちゃしたデザインがユーザーに好まれないこともあります。カバー画像に、すでに使用されている広告画像を当てはめるのは簡単ですが、できれば企業イメージによって、Facebookページ用のカバー画像を用意したほうが、全体としてまとまった印象を与えられるのではないでしょうか。
次にご紹介するのは、人気アプリ「インスタグラム(Instagram)」のFacebookページです。
(画像引用元:インスタグラム(Instagram) | Facebook)
インスタグラムといえば、アプリのアイコン画像にも使われている、カメラのロゴマークが有名ですが、Facebookページでは、アイコン画像だけでなく、カバー画像にもロゴマークが大きく使用されており、ひと目でインスタグラムのFacebookページだとわかるようになっています。
ロゴマークデザインによっては、こうした使い方で、よりFacebookページがわかりやすくなることがあります。特にスマートフォンアプリを提供している企業や商品は、商品名よりもアイコンが印象に残るものも数多くあります。ロゴマークやアイコン画像をうまく利用し、Facebookページを作成することも大切です。
Facebookページは運営側が与えたいイメージによって、どのような画像を選択するのかを選んだほうがよいでしょう。今回の事例を参考に、ぜひ素敵なFacebookページを作ってみてくださいね。
Point:運営側がユーザーにどんなイメージを持って欲しいかによって、ロゴマークの使い方を変えよう
4.まとめ
■Facebookページの傾向として、アイコン画像にロゴマークを使っているところが多い ■カバー画像に単に広告画像を当てはめるのではなく、アイコン画像(ロゴマーク)とのバランスを考えて画像を選定することも大切 ■ロゴマークのデザインによっては、カバー画像に大きくロゴマークを使ってみるのもよいのでは |